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自分の心の火が揺らついているとそれを整え直すのに「他」の「火」にあたりにいきたくなるもの。民俗学では「旅」を「他火」と書くそうだ。そんな「他」の「火」にあたりながら考察する「夢多(ムダ)」の多い日誌。


by agtec
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イクラの醤油漬けつくり

大学も北海道なんだけど、海の近くだったもんだから、この時期になると秋鮭を釣りによく出かけたもんだ。今は釣りに行く暇もないので、スーパーで鮭を調達している。だって、味覚の秋だもの、旬のものを食べないと・・・ということで、秋刀魚も美味しいけど、たまたまスーパーで筋子が安売りしていたので、北海道の味を堪能しようと、イクラの醤油漬をつくることにした。筋子は筋子で美味しいんだけど、北海道生活長いオイラでもまだまだミーハーなので、やっぱり筋子よりは「イクラの醤油漬け」のほうが北海道を感じる。
イクラの醤油漬けつくり_a0064927_22403871.jpg
さて、この筋子。腹子ともいいますが、名前の通り、鮭の卵であるイクラを包んでいる卵巣全体のことを言います。この卵巣の薄皮をはがして1コ1コの粒になったものをイクラといいます。このイクラにするまでがなかなか難しく気が短い人には面倒な作業かもしれない。まずは、ぬるま湯を容易してそこに筋子を入れる。すると薄皮がこのいい加減の温度によって収縮していってイクラをほぐしやすくなる。オイラの場合手でどんどんほぐすんだけど、きれいに薄皮を全部取り除くには気長にただひたすらほぐすしかない。時間のある場合は丁寧にやるんだけど、今回はだいたいのところで終了することにした。
イクラの醤油漬けつくり_a0064927_2252823.jpg
あとは、酒、みりん、醤油を好みの量で適当に合わせ(オイラは1:1:1の味に今はまっている。そこに本ダシも少し入れたりしてね)、ほぐれたイクラの水分を十分にきって、タッパーや小瓶にあわせ醤油をヒタヒタになるように浸せば完成!ただこれで終わりではなく、一晩冷蔵庫で味を調えて、はれて食べれるようになるのは翌日だ。
イクラの醤油漬けつくり_a0064927_22581258.jpg
というわけで、宝石のような輝きのイクラの醤油漬になっていることを祈りつつ、味のほうはまた明日にでも報告することにして、忙しい忙しいと言っている割りには、美味しいものを食べたいと思って調理に費やす時間はしっかり確保してしまう食欲の秋の今日この頃だ。

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by agtec | 2007-10-11 23:09 | ●食材を活かすレシピ集