自分の心の火が揺らついているとそれを整え直すのに「他」の「火」にあたりにいきたくなるもの。民俗学では「旅」を「他火」と書くそうだ。そんな「他」の「火」にあたりながら考察する「夢多(ムダ)」の多い日誌。


by agtec
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<   2007年 02月 ( 8 )   > この月の画像一覧

 まずは、下の写真をご覧ください。ある切符の一部です。見たことがある人はいろいろとココロあたりがあるんでしょうね。気をつけてくださいね。ということで、正解は交通違反切符でした。いや~、やってしまった。車の話題はオイラけっこうあるなぁ。まずいね。ま、今回は事故とかそういうことではないんだけど、違反はシートベルト装着義務違反。といっても、運が悪いというか自業自得なんだけどさ。
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 普段からシートベルトはきちんとしているんだけどさ、たまたま助手席に積んでいたモノが座席の下に転がっちゃって、それを拾おうとしたんだけど、シートベルトがつっかえちゃって、シートベルトを外して「も~ちょっとで届くぅぅぅ・・・」と、座席の下に手を伸ばしてしたところ、正面から警察官が出てきて「ハイこっち来て~」と例の「止まれ」の旗を出してオイラの車をニコニコしながら丁寧に誘導。オイラの走っていた道路は車の往来も少なく雪道ということもあってゆっくり走行してたんだけどさ、荷物は横になっちゃまずかったものでさ、すぐ元に戻さないとまずいと焦っちゃって走行しながらこう手を伸ばしてたんだ。あとのまつりだけどやっぱり停車すべきだったね、結局届かなかったんだから・・・はぁ・・・。でもよくもまぁ、シートベルトをしていないって走行している車を見つけることができるものだと思わず警察の目には感心してしまう。でもね、これもひとつの自分への戒めと思ってさ、そんなに急ぐなってことだね。ま切符を切られたことは痛いけど、こう仕事に追われていると自分を見失うこともあるからね。今回は道交法違反という法律にストップをかけてもらったけど、何か行動を起こす前に一呼吸おくことが大事だねと改めて思った。いや~、栃木から帰ってきていろいろと自分を見直す機会が多いなぁと思う「オイラのひとり言」でした。みなさんも気をつけてくださいね。とくに北海道は車がないといろいろ業務にも差し支えするし、また、今年は暖冬の影響もあって、溶けた雪が夜冷えてアイスバーンになる時期が多い。安全第一で。
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by agtec | 2007-02-20 21:58 | ●オイラのひとり言

久しぶりに実家に帰った

 いや~。先週はバタバタして正月以来更新を滞ってしまった。というのも、いろいろ町づくりに関することであーでもないこーでもないっていうことがあってね。まー、大変な週だった。そんな大変な中、以前から決まっていたことで、東京への営業と実家の法事もあってこの週末ひさ~しぶりに栃木の実家に帰省した。オイラの実家は栃木の小山ってところなんだけどさ、1年くらい帰ってなかったんだけど、帰るたびにいろいろマチの風景が変わっていって驚いてしまうね。いつもは北海道ネタばかり書き込んでいるんだけどさ、今回はちょっと、オイラのふるさとネタを少々。下の写真は、新幹線をはじめ、宇都宮線、両毛線、水戸線が走る北関東の交通の要の小山駅舎。最近は東京までの新幹線や快速列車での通勤圏内ということもあり、とくに駅東口付近の開発もめまぐるしくベッドタウン的に小山の人口も17万人と栃木県下2位のマチになっている。
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○道の駅「思川」 
 まずは、駅は駅でも去年4月にR50号沿いにオープンした「道の駅思川(おもいがわ)」。名前の思川っていうのは、市内を南北に流れている川の名前なんだけどさ、幼いながらもいい名前だなぁなんて思っていた。実家は小山市のはずれにあるんだけど、小山駅と群馬県の高崎・前橋駅を結ぶ両毛線があるんだけど、小山駅から1つ目の駅の名前が「思川駅」。実家のすぐ近くにある駅なんだけどね。だから親しみやすい。でまたこの川で小さい頃はよくモリを突いて魚とったり泳いだりしてよく遊んだんだ。あと、関東では有名かもしれないけど、天然アユもいて、夏にはアユ釣りの釣り人で溢れかえる自然豊かな川だ。さてこの道の駅は北海道のスーパーかと思うくらい土地を贅沢に使った平屋のスペース内に地元農産物をはじめ、「小山ブランド」と銘打った、地元のこだわりの商品が並んでいる。
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オイラの実家は農家で、オイラの母さんが加工の免許とって漬物だの惣菜だのモチだのいろいろつくってるんだけど、この道の駅にも置く話もあったんだけど、別口で地元の大型スーパーや産直グループに出したりしているのでそこまで手がまわらないらしく断念。あ、そうそうこの加工販売で母ちゃんの口座に入ってくるお金で自分へのご褒美ということで母ちゃん専用の新車を買ったという。農業の6次産業化(1次産業×2次産業×3次産業の意:別途体験観光のジャンルでお話します)はいまや農村活性には当たり前のキーワードでもある。母ちゃんパワー恐るべし!でも、この道の駅では都市と農村の交流の拠点施設としても使っていく予定だという。いわゆるグリーンツーリズムの情報発信拠点だね。栃木と北海道を結ぶというのも悪くないね。あ、そうそう、栃木はイチゴも有名。最近農薬残留量が基準以上ということで、県内のあるJAのイチゴが大量に破棄されたという話もあるけど、小山のイチゴは大丈夫だと壁に貼ってあった。確かに基準値以上の農薬はいけないけど、風評被害というものがイチバン怖い。だからというわけではないけど、消費者のみなさんもそうだけど農業体験や農村体験などグリーンツーリズムという余暇活動だけではなくて、生産現場を知ってもらうような体験活動も生産者、消費者ともに交流していただきたい。そんなお仕事をオイラの会社でやってますのでよろしく!
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○小山評定
 そんなオイラのふるさと小山市はもうひとつ歴史的な顔も持っている。ときは慶長5年(西暦1600年)。徳川家康は、会津の上杉景勝を討つべく大阪をあとにし、本拠地江戸を出て間もなく7月24日小山に到着。このとき、石田三成が家康打倒の兵をあげたとの知らせを聞き、翌25日「西上して石田を討つべきか、このまま北上して上杉を討つべきか」決断をしなければならなくなり、小山においた本陣に諸将を集め軍議を開いた。これが世に言う「小山評定」で、昨年のNHK大河ドラマ「功名が辻」の山内一豊の話でもご存知の通り、遠州掛川の居城を譲ってでも家康に従うという一豊の建議が家康軍の結束力を高め、同年9月関ヶ原の戦いで見事勝利を収め江戸300年の歴史が始まるのだが、この小山の地での軍議がなかったら歴史が変わっていたかもしれないという地でもあるのだ。まさに家康が栄光をつかむきっかけの地となったというわけだ。市内を南北に走るR4号線の小山市中心部は「小山評定通」という名前にもなっている。このような歴史的な地ということもあり、現小山市長の大久保寿夫氏は『まさしく本市は、栄光への道筋をつけた「開運のまち」といえるでしょう。』と、英断と栄光への道筋をつける「開運のまち」として発信している。ちなみに開運の道が開いたのは家康だけではない。一豊も「古来より最大の功名」と家康からのちに土佐一国を分けてもらい大きな出世をしたことになった。評定地としてはどのあたりかは諸説あるが、史跡として小山市役所内の公園内にあるので、一度近くの方は足を運んでみてください。もうひとつ余談で、市役所の近くに須賀神社とい神社があるのだが、石田三成との合戦に勝負の願掛けをおこなった神社だそう。オイラはこの神社で七五三の詣でをしたんだけどね。さらに、オイラの名前は漢字で書くと「浩康」なんだんけど、この名前はこの須賀神社でつけてもらった。「康」は徳川家康の「康」からとったそうだ。う~ん、どうも名前負けしているようなオイラの人生。栄光の道筋はたてられるのだろうか・・・はぁ・・・。

 まだまだ、ふるさと自慢はあるのだが、また次回お話することとして、恥ずかしいかな地元の良さが今ごろになってわかってくる。地元もこう遠く離れていると客観的に見ることができる。いまは北海道にいるが、北海道の地元の人にしてみたらオイラはよそモノ。でも、よそモノの目から見た新鮮な体験や感動もある。これがマチづくりの原動力のようにも思う。今回「思川」や「小山評定」の話をしたが、地元に住んでいるとなかなかその価値や良さって分からないものだ。オイラのような仕事だけとは限らないがこの感覚を忘れてはいけないような気がした、ちょっと長くなった「オイラのひとり言(ふるさと編)」でした。・・・ふるさと編つづく・・・
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by agtec | 2007-02-19 20:11 | ●オイラのひとり言

痩せた?

 最近、取引先をまわっていると「あれ、中田さん痩せました?」と聞かれる。「・・・そうかぁ?」体重計なんてもんはオイラの家にはないんだけど、それなりに飯喰って、それなりにお酒も飲んで、それなりにタバコも吸って、それなりに用も足して、それなりに寝てる。それなりに生活はしているけど・・・、それなりっていう基準が「オイラ基準」だからそのへんが「痩せ?」の原因かもしれないけど。
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 前にも書き込んだことあるけど、食事の時間は不規則だし、寝る時間も遅いしそのくせしっかり寝てるわけでもなしね。お仕事だって、この書き込みの時間みればわかるけどさっき終わったばかりというか、今日はここまでが限界だと終わらせたんだけど、そんな不規則極まりない生活だから、食べても太らないのか。いや、まてよ、病気?いや、バカだから大丈夫だとは思うけど。でもバカだからこそ気が付かないこともあるけど。でもね、どーやら、痩せたというよりは、やつれたってほうがオイラには合っているかもしれないね。ホントに痩せた感があるかどうか、今度お仕事とかで会う機会のある方、オイラに教えてちょーだい。「オイラのひとり言」でした。
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by agtec | 2007-02-08 22:59 | ●オイラのひとり言
 いま、とある町の町づくり事業に微力ながら関わらせてもらっているんだけど、ま、いわゆる体験交流的なものでその町でしかできない体験を観光資源化して人を呼び込もうというよくある事業である。というオイラの会社もこのような体験型観光の推進とそのコーディネート業務等をしているんだけどさ。ま、オイラのような会社がこの世に存在していられるのも、「地域振興」や「マチづくり」において「体験」とか「地域資源活用」とかというキーワードをなくしては語れないほど今やもう当たり前のように観光開発のひとつになってきているということもあるんだけどさ。でも、むしろ逆にそのキーワードだけがひとり歩きして本質的なものが見えずらくなっている懸念もあるけどね・・・。ま、自分で自分の仕事を戒めるつもりはないんだけどさ。でもね、いま行っているその町のマチづくりにおいてはどうやらそんな感じかもしれない。外部の講師を呼んで、その講師のアイディアを具現化しツアーを組むよう形で企画が進んでいるんだけどね、いや、進んでいるようにみえているだけかもしれないが、客観的にその手法を見てて思うんだけど、このマチはこれがあるからコレを活かそう、コレも組み入れようといろんなアイディアは当然出てくるんだけど、いかんせんアイディアはアイディアで終わってしまっているような感があるんだよね。このような地域資源発掘的なものはよその人間の目が必要だということは間違いないんだけど、今回はなぜかただ単に当人にとってのモノ珍しさだけのような気もしてならない。アイディアはあくまでアイディアであってそれをどう活かすかという企画、つまり企てが見えないんだよなぁ。逆に、受け入れ側とすれば、普段気付かなかったものが地域振興の資源として見直すとか、それを活用してお客さんに来て欲しいとか、「やってみなければ分からない!」という精神的なものは働くけど、最終的な目標というか着地点は、地域振興、つまり地域の経済効果を産むということが重要だ。今回はその目標に向かうべくために外の力を借りようということで動いてきているんだけど、外のお偉いさんのきれい事をただ並べただけで企てきれていない感が強いんだよなぁ、どうも。つまり、地域のいいところとかそういったものがあったとしても、それをうまくつなげてリアルな地域振興になるべき受け入れ体制的なものがまったくできていないんだ。
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 このような地域資源の発掘を行い観光資源化しツアー等を組むとなった場合、最後のツメはやっぱり地域振興につながるノウハウってもんが必要になってくる。受け入れ窓口はどこ?清算方法は?移動手段は?そしてお客さんにとって最大のテーマであるこのマチに来たことの意味をどう伝えるか?さらに受け入れ側にとっては地域が課題としていることに答えられているのか?等、・・・どうやら決まってないみたい。それこそアグリテックでってことにもなるけど、今回オイラたちは本業であるコーディネート業務のノウハウを出すようなことにはなっていないので、客観的に意見を述べる程度しかしてないんだけどさ。このように地域にあるものを活用し点と点を結んで面にするような取り組みを行う際には、確固とした受け入れ体制を確立しておくことが重要で、さらに、最後の詰めをするためのノウハウが必要になってくる。それこそそのノウハウを持っているのは地元に暮らしている人(経験者)に勝るものはない。「人を呼んできます」とか「これを活かせば人は来る」なんて口で言うのは簡単で、営業的なノウハウよりむしろ、外部の偉い人にマチづくりのノウハウを求めるのであれば、もっとリアリティな面で継続的に受け入れのできる体制づくりや運営のノウハウを教えてほしいものだといつもいつも思ってしまう。と、ちょっとコラム的には不適切だが、いかんせん受け入れ体制も不完全な状態で人をもう連れてくるというような話になっているようなので、どうしたもんだろと思って愚痴っぽくズルズルと書き込んでしまった「体験観光コラム」でした。
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by agtec | 2007-02-07 22:16 | ●体験観光レポート
 いや~、今朝玄関明けたら2月とは思えない湿った生暖かい空気がオイラを包んだ。車も洗車されたように水滴がついている。どうやら昨晩雨が降ったようだ。しかし、暖冬、暖冬というものの、みんなもニュースで知っているかと思うけどパリで行われた地球温暖化会議の報告だけどさ、数字を聞いただけでも「ゾッ」とするよね。これまで何かしらの原因で地球温暖化が進んでいるという報告だったが、今回の報告では地球温暖化の原因は「人為的なもの」として明確化されたよね。ま、当然といえば当然のことだが、この21世紀の2007年になってはじめて「人為的なもの」という答えがでたことに「いまさらかい?」と逆に驚いたりもしているけどね。各国政府もこの報告を盛り込んだ政策を出していかねばいけないね当然。でももっとこの問題に積極的にならなければいけないのはニッポンだと思うけどね。四季に対して極めて繊細な民族はそういないだろう。こういった研究報告より以前にオイラたちニッポン人はDNA的に実はもっと敏感に早い段階に気付いていたはず。憲法がどうのとか、厚生大臣がどうのとか、選挙がどうのとかよりはむしろ、ホントに誰かが言う「美しい国ニッポン」としての政策を打ち出してほしいね。そしてホントの意味での「美しい国ニッポン」から世界へどんどんこの環境問題の危機を先頭切って発信していってもらいたいものだ。つまり、これは他人事ではなく、オイラたちの問題でもあるんだけどね。
 さて、そんな中北海道では冬のイベントがあちこち開催ラッシュを迎えている。札幌や旭川といった北海道の主要都市でも雪まつりといったこの冬一大名物のイベントがスタートする。雪像もこんな気候じゃ暑くてたいへんだ。まるで暑くて汗をかいているように見える。札幌ではどうやら、平年気温よりも5度近く高く雨が降っているよう。雪も今年は少なくあちこちの山間部から運んできたというしね。いやはや、オイラも長く北海道に暮らしているはいるけれど、こんなに冬らしくない冬ってはじめての経験かもしれない。でも今年はエルニーニョ現象の影響っていうけど、いよいよホントにそれだけの原因ではなくなってきていると思うね。
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 ところでこの暖冬の中の冬のイベントが終われば、北海道の農村部もいよいよ春作業に向けての段取りがはじまってくる。このような環境問題等は生産現場にも影響がないわけではない。もちろんその農産物をいただく消費者にとっても問題事であることはあえて言わなくても分かるだろう。いずれにせよ、海も川も山も畑もつながっているということは、当然世界ともつながっているし、この大自然と人間もつながっている。一般論だけども、ひとりひとりが真剣に考えていかなければいけないね。「オイラのひとり言」でした。
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by agtec | 2007-02-06 21:11 | ●オイラのひとり言
 先週の月曜日「廃校の有効活用を考えるシンポジウム」が開かれ、「行政財産を無駄にせず地域の振興を図る」というテーマでパネルディスカッションが行われた。アグリテックも地域資源を活用したマチづくりのマネジメントを行っていることもあってパネラーとしてお声がかかり、代表の井下がパネラーとして参加した。コーディネーターより、地域振興視点でいえば、とくに廃校のしわ寄せがくるのは農村部ということもあり、昨今の農業政策や農業・農村のあり方・展望などに重きを置いた内容でパネルディスカッションは進んでいった・・・今回はその続き(前編の書き込みはこちら)。a0064927_2147271.jpg 
 廃校活用シンポジウム開催の主催者で廃校活用ネットワークの代表でもある古屋氏もパネラ-として参加。古屋氏の校区の第4小学校が昨年廃校になって1年。地域ではよりどころであった小学校を残したいという気運が高まり、廃校を活用した取り組みが地域内ではじまってきたという。ただ、どう活用していくかはやはり地域(校区)内での話合いが必要だったと語る。まずは、廃校になると決まったとき、廃校準備組織的なものを地域で立ち上げ、廃校になってからはその組織をそのまま移行改名し廃校活用を考える会として活動してきているという。廃校活用を考える会になってからの経緯としては、廃校を管理していくためには管理資金が必要だと行政に要望を出すも、もちろん財政難のため却下。そんな中、民間で廃校を使わせてほしいという要望があったという。そこでは福祉関係の法人で、廃校を福祉施設に使いたいとのこと。そこで、地域住民に福祉施設としての活用についてのアンケートを実施。6割強が賛成だったという。というのも、年配の方が地域には多く、その反応ではないかという。次に、その法人に委ねてもいいかどうかのアンケートと住民投票を行い7割強が賛成、福祉施設での活用ということで決まりこれから活用方法について具体的に話を進めていく段階になっているという。しかし、「地域のよりどころ」という地域住民の思いもあることから、単独にその法人が活用するだけでなく、どのような形で地域と連携して地域の一部として一緒に存続していくかを、その法人に要望を出しながらお互い協議している最中でもあるという。
 さて、第4小学校はこのような福祉法人が施設利用として廃校活用を具体的に進めている段階であるが、旭川市は廃校活用おける募集に対して何か決まりはあるのか。旭川市教育委員会によると募集は一般公募制にしており、学校跡ということもあって、地域性に配慮し社会福祉法人や学校法人のような公益性の高い活用を求めているが、昨今の地域再生の観点から、地域政策上で地域振興になりうるような企業等の民間利用も募集対象としているという。
 そんな中、井下からは全国の廃校利用の事例を取り上げた。そのひとつ、アグリテックでもお付き合いをしている千葉県南房総市和田地区(旧和田町、昨年近隣7市町村と合併した)にあるNPO法人「ネイチャースクールわくわくWADA」の話。平成7年に児童数の減少から廃校となった上三原小学校を平成9年に、自治体ではなく地域住民である自治会が運営する「自然の宿くすの木」という宿泊施設として生まれ変わった。当時宿泊施設への活用の事例はほかにもあったが、ここの特徴は自治体ではなく地元自治会で、つまり地域住民が運営しているという点だ。当時では大変珍しく話題にもなったところでもある。あれから約10年。当初は地域住民での運営はやはり結構たいへんだったが、同時に地元有志でつくる「ネイチャークラブ」のような組織がたちあがり「くすの木」を拠点に地域住民の知恵や技を活かした農村体験メニューを100種近く有し、講師や指導はもちろん地元の人たちで行っている。それが現在のNPO法人「ネオチャースクールわくわくWADA」だ。施設活用といえばたとえば地元でとれる山菜を山菜ツアーとして採って来て「くすの木」で調理体験など、学校の調理場の活用もしている。講師の中でとく活躍しているのは農家のおかぁちゃんたちとお年寄り。リピーターもあとをたたない。アグリテックでは地域と地域との協働ということで、くすの木のスタッフのおかあちゃん達が慰安旅行に北海道に来たいということもあって、昨年秋に旭川近郊での体験旅行を企画した。逆に、こちらからも、くすの木に行くようなプランを立てたり、地域間の交流に向けて現在企画中である(オイラが担当になってるんだけどさ)。廃校の活用は地元のよりどころでもあるので、地域の人たちがより学校を核にした取り組みができれば農村地域に元気が生まれるのではと提案。
 小河先生は、美瑛で福祉施設的なギャラリーカフェを開店している。やはり地域の農家の人たちと一緒に、ここでしか創れないものなどを提供しながら地域が元気になる方法を模索しているという。
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 今回、会場に来場した人にアンケートをとっており、廃校をどのように活用したらよういかという設問があり、自由に記入できるようになっていたのだが、コーディネーターの佐々木氏よりいくつかそのアンケートが紹介された。やはり「農業や自然を活用した体験型の施設がいいとか」「グリーンツーリズムの中核に」、「そばうちや創作活動のできる体験工房に」「農村滞在型の宿泊施設に」など、「農」や「地域にあるもの」を活かした住民参画型の施設への活用の要望がとくに多かったとの報告もあった。
 最後に、佐々木氏から今年から農業政策も大きくかわり、また、教育法の見直しなど、とくに農村においては「不便」「不安」が増す一方。しかし、この事態に何もしないわけにもいかない。地域のコミュニティのよりどころとしての学校が学校であるために、コミュニティ再生の場、また、農村振興の場として廃校だけでなく、学校の活用をしていければと提案。また、これはある地域だけの問題ではなく、食糧の現場である農村の危機などあらゆる問題をこの「廃校」というキーワードから生産者、消費者関係なくみんなの共有問題として取り組んでいければとまとめた。

 こんな感じで滞りなく廃校シンポジウム並びにパネルディスカッションは終わった。今回は「廃校活用」というキーワードであったが、逆に廃校にならないような取り組みも地域に必要であるのではないかとも思う。地域が農村が元気になるように、「自分の住んでいる地域が豊かな場所だよ~」「一緒に暮らしてみないか~い」と、移住等も視野に入れてにぎやかにこどもたちがあたり前に遊んでいる風景のある暮らしを地域自信で発信していくことも忘れてはいけないと思った。たいへん微力な力かもしれないけれどそれが地域の誇りになりコミュニティの原動力にもなると思う。大雑把に箇条書き的な書き込みになってしまったが、次回からは、オイラの思いなどを夢多(ムダ)話していきたいと思う。(つづく)
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by agtec | 2007-02-05 21:54 | ●まちづくり関係コラム

校庭のスケートリンク

 いや~、さすが北海道と思う風景である。ちょっと、取引先をまわっている合間にマイデジカメで撮影したんだけど、試し撮りしたところでバッテリーがなくなってしまい撮れたのはこれ1枚だけ。なんとも構図の悪い、しかも分かりずらい写真になってしまったが、みなさん分かるだろうか。中央に見える楽しそうに話している女の子たちくらいは多少分かるか・・・。その女の子たちの足元をご覧いただきたい。小さくて分からないかもしれないが、何を履いているかというとスケート靴。そう、ここは青空スケートリンクだ。しかし、ただのスケートリンクではない。なんと、小学校の校庭だ。北海道では、雪が降りはじめ氷点下の気温が続くようになると、校庭に水をまいて一面にスケートリンクが登場する。いや~、ホント北海道でないとできないよね。
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 北海道の子供たちの体育の授業はというと、地元の友人とかに聞けば、もちろん屋内のスポーツもあるが、スキー学習や、このように校庭に水をはってスケートリンクにして、スケートの授業などもあるという。放課後なんかは、一般の人にも開放しているらしいんだけど、学校の近くの駄菓子屋の主人なんかは「お、今日はいい天気だべさ。よし、かあちゃん、ちょっくら、滑ってくるわ~」とスケート靴を肩にかついで、ス・スィ~って具合に厳しい冬もなんその、ちょっとした散歩スケート感覚で滑ったりするんだろうね(オイラの妄想:駄菓子屋のオヤジ編)。いやはや、こんな時期に滑る滑るなんて書き込んでいたら、受験生に申し訳ないね。ところで、オイラも雪がないところで育ったから、雪のスポーツは好きで、とくにスノーボードをやってるんだけどさ。すぐ目の前にスキー場があるっていうのに、今シーズンまだ1回も滑りに行ってない。というよりは行けてない。いやはや、先日もオヤジ化なんて書き込みしたけど、仕事の疲れもあってか休みのときくらいはと外にも出ないで家ん中で思わずゴロゴロしてしまう。そういえば2月は雪質もイチバンいいときらしい。ちょっと今度の休みくらい初滑りにでも行ってみようかねぇ!・・・でも、なんだかんだで最近は休みの日も仕事の段取りがあったりして十分に休めてないのが現状なんだけどさ・・・。最近はこんな感じの「大雪山麓の風景」でした。
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by agtec | 2007-02-02 18:52 | ●大雪山麓の風景
 気が付くともう今年も1ヶ月を経ってしまった。今日から2月。2月も28日しかないからあっという間に過ぎるんだろうね。オイラといえば、年を越したとかそんなの関係なく、月のコトバを借りればまだまだ師走って感じ。いや、通年師走か?でも、先生のような立派な人間ではないからただただ要領悪く走り回っているだけだろう。
 さて、そんなんで、あちこち営業まわりも兼ねて歩いていると、「?」と思う北海道弁に気付くことがある。まぁオイラも大学から北海道にいるんだけど、今回のちょっと豆知識は北海道のコトバ編ということで、ひとつご紹介しよう。
 北海道弁もどちらかというと標準語に近く、オイラの出身地の栃木のようになまりはあまり感じられない。だから逆にオイラがしゃべっているほうがよく分からんなんていわれることもあるけどね(酔っ払ったり、慣れてきたりすると栃木弁が出るそうだ。イントネーションが違うんだけどね)。ま、話をもどして、で、寒くなるとマフラーにニット帽子、厚手のコート、そして手袋も必需品だよね。みんな手袋をするときどんなコトバを使う?くつ下は?そう「はく」って言うよね。実は、北海道では手袋も「はく」っていうんだ。一般に手袋は「手袋をする」とか「手袋をはめる」とか「つける」とか言うでしょ。
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 う~ん、北海道人は手も足だ?ってことではないとは思うが、でも北海道どこいってもみ~んな「はく」って言うね。オイラもすっかり「手袋をはいてっと・・・」な~んて普通に使ってる。帰省したときも「はく」って使ってるみたい。住めば都、馴染んじゃうんだね、やっぱり。ということで、北海道に旅行に来たときは、手袋は「はく」ものだと覚えましょう。今回の「ちょと豆知識」でした。でも、なんで手袋は「はく」んだろうか?誰か知っている人います?もし知っている人いれば教えてください。
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by agtec | 2007-02-01 23:53 | ●ちょっと豆知識