自分の心の火が揺らついているとそれを整え直すのに「他」の「火」にあたりにいきたくなるもの。民俗学では「旅」を「他火」と書くそうだ。そんな「他」の「火」にあたりながら考察する「夢多(ムダ)」の多い日誌。


by agtec
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カテゴリ:●ちょっと豆知識( 4 )

 気が付くともう今年も1ヶ月を経ってしまった。今日から2月。2月も28日しかないからあっという間に過ぎるんだろうね。オイラといえば、年を越したとかそんなの関係なく、月のコトバを借りればまだまだ師走って感じ。いや、通年師走か?でも、先生のような立派な人間ではないからただただ要領悪く走り回っているだけだろう。
 さて、そんなんで、あちこち営業まわりも兼ねて歩いていると、「?」と思う北海道弁に気付くことがある。まぁオイラも大学から北海道にいるんだけど、今回のちょっと豆知識は北海道のコトバ編ということで、ひとつご紹介しよう。
 北海道弁もどちらかというと標準語に近く、オイラの出身地の栃木のようになまりはあまり感じられない。だから逆にオイラがしゃべっているほうがよく分からんなんていわれることもあるけどね(酔っ払ったり、慣れてきたりすると栃木弁が出るそうだ。イントネーションが違うんだけどね)。ま、話をもどして、で、寒くなるとマフラーにニット帽子、厚手のコート、そして手袋も必需品だよね。みんな手袋をするときどんなコトバを使う?くつ下は?そう「はく」って言うよね。実は、北海道では手袋も「はく」っていうんだ。一般に手袋は「手袋をする」とか「手袋をはめる」とか「つける」とか言うでしょ。
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 う~ん、北海道人は手も足だ?ってことではないとは思うが、でも北海道どこいってもみ~んな「はく」って言うね。オイラもすっかり「手袋をはいてっと・・・」な~んて普通に使ってる。帰省したときも「はく」って使ってるみたい。住めば都、馴染んじゃうんだね、やっぱり。ということで、北海道に旅行に来たときは、手袋は「はく」ものだと覚えましょう。今回の「ちょと豆知識」でした。でも、なんで手袋は「はく」んだろうか?誰か知っている人います?もし知っている人いれば教えてください。
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by agtec | 2007-02-01 23:53 | ●ちょっと豆知識
 「う~ん、今日は雨かぁ。雨?」今日の目覚めの一言である。オイラも北海道生活はのべ10年になるが、この時期の雨というのは初めての経験だ。いくら、冬至が過ぎて日照時間が長くなったからといって「いきなり雨って」と思ってしまう。おそらく北海道在住でブログを書いている多くのみなさんも雨の話題を書き込んでるのではないだろうか。地元の人に聞いても、「こんなことはあまりないねぇ」とも言ってたし。そうだよね、オイラもこの前のクリスマスの書き込みで「北海道はホワイトクリスマスだしね」なんて、この時期は当然のように雪が舞ってて、寒い寒いといいつつもひそかに雪の降らない栃木の田舎モノにしてみればワクワクドキドキ、ウキウキしながらこの雪を楽しんでいるオイラがいるんだけどさみたいなこと書き込んだりしてたしね。いやはや、12月の暮れに雨とは思いもよらなかった。
 ところで、前から気になってはいたんだけど、改めて書き込みしながら、ふと気になっていたことを「ちょっと豆知識~番外編~」として、書き込んでみようかなと思う。その気になっていたこととは、「雪」という漢字だ。「雨かんむり」はなんとなく分かるとして、「なんで『ヨ』なの?」っていうことだ。(ラップ調に♪)「♪Yo、Yo~、雪って漢字はYo~、なんで下にYo~、ヨなんだYo~♪」ということで、普段は北海道の豆知識のコーナーなんだけど、「番外編」としてお付き合いを。

 ある本で調べてみたら、「ヨ」という字はもともと「彗」という字だったそうで、「雪」という字は略された漢字なんだそうだ。「彗」という字、何かで見たことあるなぁとお思いの方もいるかと思うが、そう「ハレー彗星」などの「彗星」などでよく使われている。その「彗星」とは、別名「ほうきぼし」とも呼ばれるように、掃除のときに使う「ほうき」のことだ。(あら?発見!掃除の「掃」にも「ヨ」が入っている。)では何で、「雪」は「雨」と「ほうき」なんだろうか?掃除もできちゃう「雨」だから?確かに、実際雪は、とくに北海道に降るようなパウダースノーの雪はサラサラしているので、ホコリのようにほうきで掃けてしまいやすいが、実は、雪が降るとあたり一面白銀の真っ白の世界になり、あたかも、まるで掃除をしたかのようにきれいにしてくれるということだそうで、それで「雨かんむり」に「彗」がついて「雪」になったそうだ。
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 さらに、続けてこうも書かれていた。「『雪』は天から神様がやってきて万物を掃き清めてくれるもの」だと。なるほど、この雪の成り立ちから、思わずピーンと来たことがある。北海道最高峰旭岳のある大雪山系は、アイヌ語で「カムイミンタラ~神々の遊ぶ庭~」と呼ばれている。神様も遊びっぱなしではないんだと。遊んだ後も、この冬の間、きれいに掃除をして、また来春、新緑が深まる頃遊びに来られるのだと。そんな風に考えると、またひとつこの大雪山の見方が変わってみえるようになってくる。

 さて、今回は「雪」という字の「ヨ」の意味についての番外編豆知識になってしまったが、今日は雪が降ってきれいになるどころか、雨で道はシャーベット状でぐちゃぐちゃ、きれいに掃き清めてくれるはずの雪も車のタイヤで跳ねた泥水で茶色くにごり、まるで、春間近のような風景だ。これも、地球温暖化の影響なのか?「地球温暖化」という言葉も最近は危機的な意味合いではなく常用語のように一般化されてきているようにも思える。世界でもまれなこの四季明瞭で豊かな自然環境に恵まれているニッポンが、温暖気候から亜熱帯化しているという話もある。ただごとではない。ま、今年はエルニーニョ現象の影響で「暖冬」だといわれているが、これが、何十年に一度起きるとかいう珍現象的なものなのか、はたまた懸念されている地球温暖化のものなのか。できれば、後者でなければいいが、やはり多少影響があるといってもこれ以上深刻な状況にならないようECOに心掛けていきたいものだ。
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by agtec | 2006-12-27 23:10 | ●ちょっと豆知識

ママさんダンプ

 今回は久しぶりの「ちょっと豆知識」の巻。久しぶりといっても、今回が2回目なんだけどね(「ちょっと豆知識」のはじまりについてはこちら)。で、今回ご紹介するのは、北海道の冬には欠かせない除雪アイテムのひとつ「ママさんダンプ」をご紹介しよう。

 ところで、雪といえば、オイラの出身地の栃木(南部のほうなので)では滅多に降らないので、雪には結構あこがれがある。余談になるが、栃木を含め主に関東南部に雪が降るのはなぜか決まって大学の入試センター試験前後、必ずといって降っている。で、交通機関に影響が出て受験に遅れるとかなんとかでまるで冬の風物詩のように毎年ニュースになっていたりする。まぁそのくらいの時期に降るくらいで、たいてい2~3日中には跡形もなくなってしまう。そして「今しかない」といわんばかりに、こどもの頃は雪だるまつくったり、雪合戦したり、雪とたわむれたりしていたっけ。関東で降る雪はそんな短命なために余計に雪に対する憧れも大きかったりする。そんなんで、冬の間雪に覆われる北海道に暮らしていても、変に雪に対して神秘的で幻想的ななんともロマンチックなイメージが潜在的にあって、雪の降る頃になるとなんか妙に気持ちがワクワクしてきたりしてしまうのだ。しかし、実際はそんな思いも雪とともに生活するとなるとそんなことも言ってられない。スリップ事故もそうだし、なんといっても、生活するために深々と積もる雪の除雪作業(雪はね)が待っている。

a0064927_21303710.jpg おっと、相変わらず前置きが長くなってしまったが、そんな雪はね作業を一気に解決してくる雪国生活の必需品が「ママさんダンプ」なのだ。必ずどの家庭にもあるといっても過言ではない。近年は、軽量化が進みプラスチック製のものが主流で、名前の由来にもなっている「ママでもダンプカーのように簡単に雪が運べる」として楽に除雪作業ができる優れものだ。で、いろいろ調べていると通常「ママさんダンプ」と言っているのは驚くことにメーカ-の商品名だそうだ。他のメーカー品は「スノーダンプ」と呼ばれ、この「ママさんダンプ」は新潟にある「ニラサワ製販」という会社が商標登録し販売しているという。しかし、商標登録といっても、イチバン最初に開発した会社が倒産してその登録を引き継いだようだ。最初は木製のものが、鉄製になり、プラスチックへと素材は変遷していったようだが、プラスチックでも寒冷地では気温によって割れやすいため、このニラサワ製販が寒冷地でも対応できるよう独自のプラスチック性樹脂を開発し、ホントの意味でもママでも楽に使いこなせるようになったというわけらしい。というわけで、この「ママさんダンプ」豆知識が役立つかどうかは別として、冬、雪国での暮らしは大変だということが分かってもらえればと思う。
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 というオイラも、実は、北海道生活はのべ10年くらいになるが、この「ママさんダンプ」にお世話になっているのは恥ずかしいけどここ最近の話。大学時代も北海道だったんだけど、除雪を必要としないアパート暮らしだったので、殆ど縁がなかった。またつい最近まで住んでいた旭川のアパートも、管理会社のほうで除雪をしてくれていたので除雪の道具は殆ど持っていなかったのだ。で、東川に引越してからは、1戸建ての住宅を借りているんだけどね、雪はねをしなかったら車も入れないわ、玄関も出られないわでホントに大変だってことが今になって分かった。除雪作業も結構冬のいい運動になります。みなさんも是非、北海道に観光に来た際には、除雪体験を体験メニューとして準備しますので、まずは中田の家のまわりを除雪してみませんか?
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by agtec | 2006-12-09 22:31 | ●ちょっと豆知識
 オイラも遠い栃木を離れて北海道生活は学生時代を含めればかれこれ、のべ10年あまりになるがまだまだ北海道のことは分かってるようで新しい発見の日々。さすがに場所も緯度も違ければ、風土も文化も違う。本州の内陸部で育ったオイラにとってみれば、海を渡ることさえ海外に行くようなもので、まだ幼少時代にさかのぼれば、北海道といったら、栃木から見れば異国の地のように見えてならなかった。
 そんなわけで、こっちに来て驚いたことや新しい発見なども当然あるわけで・・・。地元の人にとってみれば当たり前のものを、オイラの目線で純粋に「へぇ~」と思うようなことを、体験観光の仕事をしているわけなので、ちょっと観光や旅の豆知識として紹介していくコーナーを設けてみました。その名も「ちょっと豆知識」。そのまんまだけど。

 そんな第1話は、北海道旅行の定番話題になっているようだが、あえて「エゾマツ」と「トドマツ」の見分け方を紹介してみようと思う。
 
 北海道の「木」ってみなさんご存知だろうか?オイラの出身地栃木県の木は「トチノキ」だけど、・・・そう北海道は「エゾマツ(蝦夷松)」だ。千島列島、樺太、渡島半島以外の北海道、中国東北部、シベリア東部、カムチャツカなどに広く分布していて、逆にいえば、北海道特有の木でもあるってことが分かる。そして北海道にある針葉樹の代表選手として、このエゾマツとそして、トドマツが上げられる。大自然の残るこの北海道、ちょっと奥に入れば森林地帯。広葉樹やほかの針葉樹と一緒に混交して自生していることが多い。
 ここで、ちょっと豆知識。一言にマツといってもいろんな樹種があるが、そんなマツの中でそのエゾマツとトドマツくらい見分けてしまおうという豆知識。見分け方は結構簡単で、外見で分かるのだ。エゾマツは、枝が下向きについていて、トドマツは枝が上向きについている。なるほど!でも、「あれっ、どっちが上で、どっちが下だっけ」と忘れてしまうこともあるので、こんな覚え方があるということで教わった。
 ●エゾマツ:「も~、(天まで届かなくとも)えーぞー」のエゾマツ。
 ●トドマツ:「天までトドけ」のトドマツ。
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 ・・・ね、簡単でしょ。
(イラストは、見様見真似で描いたので、植物に詳しい人がみたらこんなんじゃないと言われそうだけどね・・・。)
 これであなたも、北海道旅行での森の見方がちょっと楽しくなるはずだ。

 こんな感じで(不定期で)続けていこうかなと思いますので、よろしくお願いします。みなさんも、北海道only、北海道ならではの豆知識がありましたらコメントとお知らせください。
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by agtec | 2006-11-06 21:05 | ●ちょっと豆知識