自分の心の火が揺らついているとそれを整え直すのに「他」の「火」にあたりにいきたくなるもの。民俗学では「旅」を「他火」と書くそうだ。そんな「他」の「火」にあたりながら考察する「夢多(ムダ)」の多い日誌。


by agtec
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カテゴリ:●体験観光レポート( 19 )

a0064927_20591890.jpg オイラの会社で提供しているスノーシュー体験には、いろんなコースを設定している。ロープウェイを使った「旭岳中腹コース」、旭岳の温泉街周辺を散策する「原生林コース」、そしてもうひとつ人気のコースがある。それが「天人峡コース」だ。このコースでは、自然ガイドのベテラン中のベテラン、塩谷さん(写真)にお願いしている。コースは天人峡といっても天人峡温泉にむかう途中にある「くるみの沢」がおもなコースの舞台となる。

a0064927_2142811.jpg さてこの天人峡くるみの沢コースは、旭岳の各コースとは違って、北海道によくみられる里山を歩くような感覚のコースだ。しかし、ここは日本最大の国立公園の中にある天人峡。手付かずの里山の原生林を堪能できる。旭岳は標高もあるので植生が限られるが、天人峡コースでは大小50~60種の樹木がみられ、いろんな植生とそこに棲むエゾモモンガやクマ、キツネ、鹿などの野生動物たちの息づかいを感じることができるコースでもある。中でも、塩谷さんは密林の中にある巨木を探す名人でもある。巨木を前にすると自分の存在や自然との関わりなど考えさせられる反面、ココロがリフレッシュさせられるという。以前体験メニュー作成時に同行させていただいたが、オイラも確かにそう感じた。これはみなさん一見、いや一体験をオススメしますよ。

・・・と、いうわけで、簡単にコースについてふれてみましょうね。

■エゾ鹿の被害
 近年、北海道も鹿の繁殖が多く、畑などのもたまに被害を及ぼすことがある。食べ物不足なのか、個体数が一気に増えたのか定かではないが、冬は食べ物がなくなると鹿は木の皮をはいで食べ物にする。写真はつい最近鹿に食べられた木。木の皮がはがされると木自体の生命力も当然弱まる。あまりにもこういった被害が目立つようになると、森が森ではなくなるので山を管理する団体などは、木一本一本に鹿が食べないよう網を張ったりもする。自然界にもいろいろバランスが大切だ。
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■クマの爪あと
 そして、ときにはこんなものも。みなさん下の写真分かりますか。そう、クマの爪あとです。この写真は12月中旬に同行したときに撮影したものですが、まだ新しい爪あとです。今年は12月上旬まで暖かかったこともあり、最近までエサ探しでクマが出没していたんでしょうか。もう、この時期は冬眠に入っているので大丈夫ですが、夏に山に入るときはクマよけ用のスズなどをつけて入りましょうね。
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■森のブランコ
 そして、自然界はわれわれを楽しませてくれるものあります。下の写真分かりますか?これは、長~いツルが木から木へつたって、だら~んと地上近くまで下がっているもの。ここに人が乗ってもちぎれません。そこで、写真のように森の中のブランコとして遊ぶこともできます。楽しいですよ!
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■森の神様
・・・と、木を観察しながら動物の息遣いも間近に感じながら、くるみの沢をたんたんと進んでいくと突然巨木が現れます。
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 林野庁の「森の巨人たち100選」にも選ばれているカツラの巨木。「森の神様」です。推定樹齢900年!!!幹周り約12m。地上2~3m付近から発生した3本の主木が円形に合体して、ひとつの株を形成しています。圧巻です。

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※ちなみに夏の様子はこんな感じです。いかにも神様って感じですね(HP「道北の釣りと旅」より)


■スノーシュー体験限定ランチ!
 と、いった感じで森の散策も進んでいきます。1日コースの体験ですが、お昼は近くのスローフードなレストランでランチとなります。手作りのパンと、ジャム、旬の野菜を使ったスープにサラダ。少し冷えた身体を温めてくれます。本体験のみのランチメニューです。みなさんも是非体験してみませんか?a0064927_2149468.jpga0064927_21491797.jpg
(スノーシュー体験でのランチメニュー。右はエゾモモンガを模したクッキー)


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by agtec | 2008-12-30 21:52 | ●体験観光レポート
a0064927_23175983.jpg 今年最後の週末は旭岳でのスノーシュー散策体験の申し込みの対応で追われた。この日3組の参加者が2コースに分かれて体験を行なった。オイラはコーディネーターとしてガイドさんの手配を行なうのだが、この日はお客様の宿泊先も違ったり送迎やらレンタルやらで、オイラもガイドさんのお手伝いに山まで上がった。旭岳もここ数日の荒れ模様の天候で雪の量はたいへんなものだった。旭岳温泉の各ホテルの駐車場は朝から晩まで雪かきに追われているようで、それでもまだ雪は降り積もっていく・・・。

a0064927_2351975.jpg さてこの日旭岳の原生林コースのガイドには、池永さんが担当した(赤い帽子をかぶっている方)。池永さんはベテラン中のベテランガイド。夏冬関係なく山のことなら任しておけという安心できるガイドさんです。年齢も感じさせないアクティブなガイドに参加者のほうが逆に驚くということも。

a0064927_2381549.jpg もう1組は今回うちからの手配は初となる愛澤さんと東倉さん(青い帽子の方と黒い帽子の方)。大雪山系自然ガイド「大空と大地」のメンバーの方。きさくなガイドさんたちでおもしろおかしくガイドしてくれる。今回、お客さんの希望は旭岳中腹コースの散策だったのだが、この日ご承知のように日本列島大荒れで、あいにく旭岳中腹に向かうロープウェイが強風のため運休。旭岳温泉と姿見駅の間にある天女が原付近での散策となったが、さすが北海道最高峰の山。雪の量がハンパじゃなく、ラッセル状態での散策。なかなかこういった状態の散策もできないので、お客さんに聞いたところいい体験になったと満足していただけたようだ。

 昼食をはさんで午前午後と1日コースの体験なのだが、その間オイラはというと旭岳ビジターセンター内でパソコンを持っていってたので、ひとり黙々とお仕事させていただいた。
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 ビジターセンターは年の瀬ともあって、客数も少なく静かな環境。外を見れば旭岳の雪景色。しんしんと絶えず降る雪と旭岳高原の静けさにひたりながらお仕事をすすめるのでありました。


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by agtec | 2008-12-29 23:22 | ●体験観光レポート

スノーシュー体験@旭岳

今日はスノーシュー体験に同行してきました!!

a0064927_1382811.jpg オイラの会社では地元のネイチャーガイドさんと連携して、ネイチャー体験プログラムを提供している。とくに冬シーズンは、北海道最高峰旭岳でのスノーシュー体験を行なっている。
 通常の受入をはじめ、旅行代理店や宿泊施設と一緒になって体験の提供を行なっているのだが、今回、某大手旅行代理店さんにこのスノーシュー体験を組み入れていただいき、今日はその初のツアーのお客様の申し込み。そんなこともあって、記録撮影も兼ねて、企画したオイラもお客さんと一緒に今日は、スノーシュー体験に同行させていただいた。今回のログラムは、スノーシューネイチャー体験の「旭岳中腹コース」。北海道最高峰の旭岳の雪原をスノーシューで散策しようというもの。

a0064927_1331154.jpg 今日の旭岳の気温は、-17度。これからロープウエィに乗って、旭岳の中腹くらいまでのぼるので、上はもっと寒い。もちろんみなさん肌が隠れるようなあったかい格好で準備。しかし、スノーシューは歩くトレッキング的体験なので、少し歩けば身体がポカポカしてくる。

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 「スノーシュー」とはいわゆる「西洋かんじき」。これを履いて散策します。深雪でもスノーシューの表面積で沈まずすみます(写真左)。で、今回お世話してくれるのは自然ガイドの土栄さんです(写真右:青のウェアの人)!早速、スノーシューの装着の仕方、歩き方のレクチャー後、いざ出発です。

a0064927_142545.jpg あいにく今日は曇り空で、目の前に見えるはずの旭岳が見えずに残念でしたが、あたり一面真っ白のこの空間には感動してました。また、ガイドの土栄さんが言うには、12月の雪としては最高の雪質だということです。


 出発して間もなく、旭岳に生息している野鳥「ほしがらす」が、雪の下に埋まっているハイマツという植物の実を掘っているのが観察できましたが、残念ながら写真に収めようとしたら飛んでいってしまいました。
 そのまま、「姿見の池」散策コースの遊歩道に沿って、旭岳の噴気孔を目指します。旭岳には「姿見の池」、「夫婦池」などがあるのですが、冬のシーズンはこの池も深い雪に覆われてしまいます。

a0064927_14647100.jpg ようやく歩き慣れてきて、息も上がってきた頃、旭岳の噴気孔に到着です。噴煙も白く、あたり一面白いので分かりずらいと思いますが、中央の黒い部分が岩でそこから硫黄成分の入った水蒸気が上がっています。大雪山も活火山という証拠ですね。

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 ※参考までに:晴れているとこんな感じに旭岳がせまり、噴煙もよく分かります。(写真:旭岳ロープウェイHPより)

 
 午前中はこの旭岳中腹コースを歩き、ロープウェイ駅舎にもどり昼食です。午後からは、ロープウエィで昇ってきた山をくだっていきます。このコース付近は「天女が原」と呼ばれ湿地帯となっていますが、冬は深雪なので大丈夫です。このあたりは標高ごとに植生が変わってくる表情豊かなコースです。
 
a0064927_1564899.jpg さっきの白銀の世界とうって変わり、徐々に木々が目立ちはじめます。このあたりは旭岳スキー場ともなっており、スキーヤーたちも往来する場所です。ダイナミックな景色も堪能できます。
a0064927_1575782.jpg しばらすると、スキーコースからは完全に離れ、ダケカンバの森が姿をあらわしていきます。急な斜面などもありますが、お尻すべりなどしながら、フワフワのパウダースノーを体感できます。もちろん転んでも平気です。
a0064927_1585298.jpg ダケカンバの森を抜けると今度は、あたり一面エゾマツの木でいっぱいになります。雪のかぶったエゾマツの中を歩いているとまるでおとぎの国に来たかのようになります。このエゾマツの森を過ぎると間もなくゴールです。

 今回はあいにくの曇り空でしたが、この白銀の世界に満足していただけたようです。みなさんも是非、体験してみませんか?体験の申し込みは、下記からできます。初心者でも技量などの合わせて丁寧にガイドしますので安心して参加できます。詳しくはオイラの会社までご連絡くださいね!

■ひがしかわDE感動体験 スノーシュープログラム
※東川町観光協会とともにオイラの会社で作成しています。
問い合わせ:事務局アグリテックまで TEL:0166(82)0800
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(この写真は、別に合成も何もしてません。とにかくあたり一面真っ白なのです。是非あなたの足跡をこの白銀の雪原につけてみませんか?)


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by agtec | 2008-12-16 02:26 | ●体験観光レポート

農村体験プログラム

10月は5~6月に続いて秋の修学旅行シーズンだ。秋に実施する学校は高校が多い。ここでも何度も書いているが、修学旅行もここ数年体験型観光に変わってきており、とくに北海道の場合、雄大な自然やそこで暮らしている人々との交流体験ということで、とりわけ農村体験が多い。今回オイラの会社でも空知地区と提携しながら10校ほどの農村体験の修学旅行の受け入れをコーディネートしているんだけど、そのうちこの10月は5校の受け入れを予定している。で、写真は先日訪れた大阪の学校の農村体験の様子。
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受け入れ方法は、少人数3~4名くらいづつの班に分かれ、それぞれの班ごとに農家さんが普段行なっているその日そのときの作業などを行なうことにしている。これは少人数により、より深い交流の場づくりと、受け入れ側の農家さんも観光を主としているわけではないホンモノのプロの農家さんなので、できるだけ受け入れの負担を軽減し少しでもこういった取り組みが継続していただければということで、受け入れ体制の整備を図ってきている。
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今年はオイラたちの呼びかけに対し今回新しく4地区が手を上げていただきご協力いただくことになった。農家のみなさま大変お世話になりました(おっと~、まだあと3校あるけれど・・・)。正直、この時期の受け入れとなると、このあたりは北海道有数のお米地帯で、お米中心の農家さんが多く、作業といっても殆ど終わっているところが多い。そんな中での受け入れ。はじめは「なんもすることないぞ」という断りも当然多いわけで、しかし、機械の整備や冬に向けた後片付けなど、普段行なっている作業でいえばいくらでもある。むしろ、収穫体験だとか、乳搾り体験だとかといった表面上の体験ではなく、表に出ない普段の管理作業のほうが、ここだけでしかできないこと、そして今しかできないことという切り口で、より生産現場を知ってもらうような交流活動につながっていくと自負している。
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でも、さすがに作業がないという農家さんも今回おられたんだど、奥さんが食品加工グループの会員さんで、味噌づくり体験を行なことになった。生徒のみんなも普段飲んでいる味噌汁の味噌がどうつくられているかは知らなかったという。農作業だけではなく、こういう体験も必要だ。農家は、畑から生産された農産物を消費者のみさんに届けるだけではなく、その田畑から採れた農産物を家族の健康を守るために古くから保存や加工の技など「食」の知恵がある。畑と食卓を近づけるという点ではこのような加工体験ももちろん農村体験活動として当然成立するわけなのだ。

実は、このようななプログラムを去年までは『「農業」体験プログラム』としていたんだけど、今年からは『「農村」体験プログラム』と「農業」を「農村」にしたプログラム名に変えた。ご承知のように農業とは経済的なコトバでいう「産業」としては全てをなかなか語れないのである。明日もまた大阪の高校生たちの農村体験の受け入れがある。受け入れサイドとしては、農村の魅力を肌で感じ取っていただければと思う今日この頃だ。

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by agtec | 2007-10-10 20:52 | ●体験観光レポート

ありのままだからいい

オイラの会社は体験観光のコーディネート企画会社なんだけど、「コーディネート」って横文字で書くとカッコイイけど、要は手配調整が主な仕事だ。しかし、それは手配調整できる受入先があってのことで、まだまだ受入先が少ないのが現状であり、このような体験プログラムの企画開発が今の業務のほとんどを占める。

全国的に有名になった旭山動物園も、オイラの事務所から信号ナシで車で10分ほどで行ける距離にあり、観光客という点ではここ数年このあたりもかなりの人が訪れており、当然、昨今の田舎回帰や北海道体験のようなものを求めているお客さんも少なくはなく、問い合わせだけはひっきりなしにくるのはありがたい。

しかし、まだまだこの旭川周辺の地域全体としてみれば、このような体験観光的な受け入れ体制が整っていないのが現状で、地域振興の一環としても、体験観光メニューの開発に勤しんでいるわけなんだけどさ。でも、このあたりでいえば空前の動物園ブームにあやかって、どちらかといと周辺観光の開発というよりはお土産として動物園関連グッズに力を入れている企業などが多く、年間300万人も来ていただいているひとたちを動物園の次の行動につなげきれていない。ま、オイラんところもそれでいろいろ苦労はしているんだけどさ。

いま、オイラの会社で町から体験観光の推進における委託業務を受けている。まさに、地域資源を活用した交流人口の増加を目的としているものなんだけど、先述したように、まずは地域でできる体験観光プログラム開発がいまは事業の中心になっている。そのプログラム開発のひとつとして、地域で活躍されている方々や達人技や匠といわれる人たちをピックアップし情報発信しようという企画を進めている。要は地域のあるもの探し、発掘である。その中から、体験観光的なメニュー開発をおこなっていこうとしているわけだ。

お客さんからこういった体験観光の問い合わせが多いということからあえて無理して開発しているわけではない。まずは、自分の住んでいる町の再発見と、住んでいてよかったというような、そこに暮らしている人自身が誇りをもってもらう、また楽しんでもらうということが前提にある。少なくともそうでなければ、観光の切り売りで長続きはしないだろう。

動物園人気もどこまで続くかと揶揄する人もいるが、動物園は飼育員が見た動物の本来の姿、あるがままを見せているということがこういった人気になっている。体験観光もおもてなしやお客に媚びつくものではなく、ここで暮らしている人自身のあるがままの姿とその人の誇りが大切だ。少なくとも人は旅をするときその土地土地のこういったことにむしろ期待する。ということで、近く体験観光情報もどんどん追加していきたいと思ってますので遊びにきてくださいな。

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by agtec | 2007-09-21 02:41 | ●体験観光レポート
7月になって、巷ではバーゲンが始まったり、夏祭りの準備の会議が始まったりと、ただ月が変わっただけなんだけど、こう1年の折り返し地点を過ぎると、上半期とは違った気分になるのだから面白い。最たるものは、12月31日から1月1日に変わったときだけどね。あ、それと、3月から4月へと年度の切り替わりもそうだね。ま、そこまではいかないけど、そんな感じがする。

というのも、7月に入った途端、昨日もそうだが来年度の農業体験の教育旅行の問い合わせが一気に入ってきた。一般的に、教育旅行における旅行社さんの旅程造成作業は、この時期から仕入れが始まり、10月頃には、来年度の教育旅行の日程や内容がほぼ決まるという。

そんなんで、今日は電話での問い合わせが多かったのだが、その中でも、とある旅行社さんの支店では農業体験プログラムを盛り込んだ教育旅行をはじめて取り組むということで、昨年から一緒にプランを考えてきたその旅行社の担当者さんから来年度の予約の問い合わせをいただいた。ありがたいことに、受け入れの方法や地域の対応などについてオイラの会社にお願いすれば安心だとまで言ってくださった。来年も実現すれば3年目のお付き合いとなる。もちろん今年も受け入れを行い、生徒や農家さんも気持ちのいい交流をしていただき、何事もなく無事終えることができた。

今回の件についても、担当者さんもこの2年の取り組みで、地域や受け入れ側の状況を知っていただいているので、学校に説明する際にもいろいろと詳しくお話していただいているようで、オイラたち受け入れ側もスムースに学校と農家さんとの橋渡しができているような関係になってきている。

昨日とは180度ちがったお話の例になってしまったが、このような阿吽の呼吸のような連携を大切にしていきたいものである。

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by agtec | 2007-07-03 20:07 | ●体験観光レポート
何度も書いているけど、教育旅行も体験型に変わってきて、各エージェント・旅行社さんも、体験型プログラムを盛り込むことが多くなってきた。とりわけ、その中でも農林水産業の持つ教育力による農村体験プログラムなどは人気でもある。といっても、学校側もそのような体験を要望していることもあるんだけどね。

オイラたちも、そういったニーズと、またそれに対する地域の活性化の取り組みのひとつとして捉え、受け入れ側では農家さんや自然ガイドさんへお願いしては受け入れ体制の整備をしているわけなんだけどさ。

しかし、昨今、このような体験型プログラムも普及しはじめると、受け入れ現場や受け入れ側の思いや交流体験の目的・意味を度外視して、単なる観光商品として机上でプランニングし旅程に組み込まれてしまうのではのという危惧さえある。確かに、旅行社さんは手配あっての仕事なので、旅程を組むには仕入れの情報や単価なども肝心ではある。

しかし、このような自然志向、体験志向のプログラムは、人と人との出会いがあってこそ感動的な交流に発展し、そこに関わった人たちがそのような思いを共有して、個々の存在意義や旅の目的などに高揚する。プラン内容や価格だけでは実に見えないことが多い。

旅行社さんは地域に送客する旅程を組んでくれるのは大変ありがたいが、受け入れ側とすれば、そこに関わる人やその体験をする目的の理解を旅行社さん側にももっとしていただき、添乗員さんも現場や体験を経験し、情報だけでなく感動を共有し、旅行社、受け入れ側、そこに関わる人みんなが一丸となって取り組んでいければと思うのだ。

・・・と、いうわけで、「『旅』とは『他人』の『火』と書いて『他火(たび)』という」ってオイラのブログのタイトルにもなっている「他火」だけど、ここでいう「火」は「心」を意味しており、自分の心の火が揺らついているときに、他の火(こころ)にあたりにいくような、人と人との出会いっていうのが、旅の本来の目的のひとつなのだと、今日の旅行社さんとの打ち合わせであらためて思ったのであった。

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by agtec | 2007-07-02 22:27 | ●体験観光レポート

カヌー体験はいかが

オイラの会社では、北海道で満足体験をしてもらうために、地元の人たちと一緒になって日々体験メニューの開発を行っている。

で、今回は、和寒町の南丘森林公園にある湖にて、カヌー体験のメニューづくりに行ってきた。今回は、写真メインで。
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(↑和寒町南丘森林公園内の白樺並木)

案内してくれたのは、農業体験でもお世話になっているNKファームの中原さん。町の議員さんもしていて、地域活性化には人一倍積極的で地域のリーダー的な存在でもある。オイラの会社で微力ながらアドバイスさせていただきながら、この春に「和寒町グリーンツーリズムネットワーク協議会」を設立し、5月に協議会会員の約20戸の農家さんと一緒に修学旅行の農業体験の受け入れを行っていただいた。
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(↑NKファーム代表の中原さん。旭川市内でファーマーズマーケット「みっけもん市場」もオープンしているいろいろやり手の農家さんだ)

もともとカヌーが出来るところではあるが、こんなにいいところをみんなにも知ってもらいたいということで、今年の冬から中原さんたちといろいろお話をさせていただきてきた。

今日はトライアル的に、中原さんの友人が京都からこられているということで、カヌー体験に挑戦していただいた。
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お父さんとお子さんで、カヌーははじめてということだったが、自己流であっという間に方向転換も自由自在に操れるようになっていて、十分に満足していただけたようだ。ここは波もおだやかなところなので、初心者でも簡単に遊べる。

その様子をおっかけようと、中原さんとオイラで、別のカヌーに乗って「ヤーレン、ソーラン、ソーラン・・・」と出航。出てしばらくすると、異変に気付いた。そんなにオールをばしゃばしゃやっているわけでもないのに、カヌーの中に水が異様にあるなぁと思ったら、船の底に小さな穴があって水が漏れてきていたのだー!
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(↑船の底からじんわりと水が漏ってきた・・・(焦!))

「中原さん、まずいっすよ。沈みませんか?」と慌てるオイラに対して中原さんは「な~に、大丈夫。ほんの少しだろっ」と、何事もないような様子で、さらに湖の奥へ・・・。帰ってくるとだいたい3リットルくらいの水がたまってた(よかった沈まなくて・・・(冷汗))。
で、あとで聞いたらたまたま調整中のもので、運悪くオイラたちはその一艇も選んでしまっていたのである。もちろんお客さんにはしっかりしたカヌーですので、ご安心を。

と、いうわけで、ただいまメニュー要綱を作ってはいますが、カヌーに乗ってみたいという方はアグリテックまでお問い合わせください。今ならトライアル的に低予算でご案内します(ただし、完全予約制。当日のご予約はできません)。

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by agtec | 2007-06-28 20:07 | ●体験観光レポート
いよいよ5月になってしまった。
今月は修学旅行の農業体験が3校も入っている。
今月も含めれば今年は昨年の倍の20校ほどの受け入れを予定している。

おかげさまで、アグリテックがアドバイザー的な役割をもつことにもなって、
受け入れ農家さんの拡大や受け入れ団体の設立などに携わらせてもらっている。
しかし、まだまだここ北海道上川地域での受け入れ体制は十分ではなく、
冬の間に段取りはしてきたものの、いざ春作業が始まると、
協力的な農家さんも現実の目の前の仕事に追われ、
受け入れが厳しいとの連絡があることもしばしばだ。
今日もそんな連絡が何件か・・・。
北海道の農業の場合、雪が降るまでが稼ぎ時でもあるので、
確かにどうしても忙しいときもある。

今年は、ご存知のように農政の大転換の年。
極端な話、中小規模の農家はいわゆる農政からつまはじきされてしまう。
微力ながら、「都市と農村の交流」という切り口から、
グリーン・ツーリズムの持つ可能性を通して農業を元気にしていきたいものだが・・・。
農家のみなさま、今年度も是非ご協力お願いします。

取り急ぎ 

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by agtec | 2007-05-01 23:59 | ●体験観光レポート
 いま、とある町の町づくり事業に微力ながら関わらせてもらっているんだけど、ま、いわゆる体験交流的なものでその町でしかできない体験を観光資源化して人を呼び込もうというよくある事業である。というオイラの会社もこのような体験型観光の推進とそのコーディネート業務等をしているんだけどさ。ま、オイラのような会社がこの世に存在していられるのも、「地域振興」や「マチづくり」において「体験」とか「地域資源活用」とかというキーワードをなくしては語れないほど今やもう当たり前のように観光開発のひとつになってきているということもあるんだけどさ。でも、むしろ逆にそのキーワードだけがひとり歩きして本質的なものが見えずらくなっている懸念もあるけどね・・・。ま、自分で自分の仕事を戒めるつもりはないんだけどさ。でもね、いま行っているその町のマチづくりにおいてはどうやらそんな感じかもしれない。外部の講師を呼んで、その講師のアイディアを具現化しツアーを組むよう形で企画が進んでいるんだけどね、いや、進んでいるようにみえているだけかもしれないが、客観的にその手法を見てて思うんだけど、このマチはこれがあるからコレを活かそう、コレも組み入れようといろんなアイディアは当然出てくるんだけど、いかんせんアイディアはアイディアで終わってしまっているような感があるんだよね。このような地域資源発掘的なものはよその人間の目が必要だということは間違いないんだけど、今回はなぜかただ単に当人にとってのモノ珍しさだけのような気もしてならない。アイディアはあくまでアイディアであってそれをどう活かすかという企画、つまり企てが見えないんだよなぁ。逆に、受け入れ側とすれば、普段気付かなかったものが地域振興の資源として見直すとか、それを活用してお客さんに来て欲しいとか、「やってみなければ分からない!」という精神的なものは働くけど、最終的な目標というか着地点は、地域振興、つまり地域の経済効果を産むということが重要だ。今回はその目標に向かうべくために外の力を借りようということで動いてきているんだけど、外のお偉いさんのきれい事をただ並べただけで企てきれていない感が強いんだよなぁ、どうも。つまり、地域のいいところとかそういったものがあったとしても、それをうまくつなげてリアルな地域振興になるべき受け入れ体制的なものがまったくできていないんだ。
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 このような地域資源の発掘を行い観光資源化しツアー等を組むとなった場合、最後のツメはやっぱり地域振興につながるノウハウってもんが必要になってくる。受け入れ窓口はどこ?清算方法は?移動手段は?そしてお客さんにとって最大のテーマであるこのマチに来たことの意味をどう伝えるか?さらに受け入れ側にとっては地域が課題としていることに答えられているのか?等、・・・どうやら決まってないみたい。それこそアグリテックでってことにもなるけど、今回オイラたちは本業であるコーディネート業務のノウハウを出すようなことにはなっていないので、客観的に意見を述べる程度しかしてないんだけどさ。このように地域にあるものを活用し点と点を結んで面にするような取り組みを行う際には、確固とした受け入れ体制を確立しておくことが重要で、さらに、最後の詰めをするためのノウハウが必要になってくる。それこそそのノウハウを持っているのは地元に暮らしている人(経験者)に勝るものはない。「人を呼んできます」とか「これを活かせば人は来る」なんて口で言うのは簡単で、営業的なノウハウよりむしろ、外部の偉い人にマチづくりのノウハウを求めるのであれば、もっとリアリティな面で継続的に受け入れのできる体制づくりや運営のノウハウを教えてほしいものだといつもいつも思ってしまう。と、ちょっとコラム的には不適切だが、いかんせん受け入れ体制も不完全な状態で人をもう連れてくるというような話になっているようなので、どうしたもんだろと思って愚痴っぽくズルズルと書き込んでしまった「体験観光コラム」でした。
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by agtec | 2007-02-07 22:16 | ●体験観光レポート