自分の心の火が揺らついているとそれを整え直すのに「他」の「火」にあたりにいきたくなるもの。民俗学では「旅」を「他火」と書くそうだ。そんな「他」の「火」にあたりながら考察する「夢多(ムダ)」の多い日誌。


by agtec
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

カテゴリ:●移住定住コラム( 2 )

中田、東川町民になる。

 遅ればせながらかもしれないが、本日11月1日付けでオイラはこの北海道東川町民になった。「えっ!?東川に住んでいるんじゃなかったの?」。そう、すみません。これまで諸事情があっておとなりの旭川市内に住んでいたのだが、まー、オイラの会社事務所のある東川に移ったほうが便利ということもあって、住民票を移動したのである。
 思えば、高校を卒業して以来、オイラの住所は本籍とは違うところを転々としている。大学では北海道網走、社会人になってからは、東京青山。ところが、前に勤めてていた出版社が農業関係の出版社だったこともあり、最初の半年間は東京に住所はあったものの、あちこち飛んでまわっていたので、ほとんどその住所の場所には帰れなく、あっという間にオイラたち新人は地方局に配属となる。移った住所は、名古屋に始まり、栃木にもどり(たまたま関東事務所が地元にあったんだけど本籍住所にはもどれなかった)、そしてもちろん勤務先は「全国の農村に飛んでけ~」と言われるのだから、もっぱらその住所に帰れるのは盆と正月くらいだけだった。そして退職後は北海道旭川に。でも、前職時代は、全国津々浦々まわらせていただいたこともあり、あちこちの町づくりや地域おこし、グリーンツーリズム、食農教育的な話題をはじめ、農業の専門的な知識や、農村文化や食文化、そしてたくさんの人たちや歴史、風景に触れ、今の仕事に役立つ知識を身に付けさせていただいたと思っている。

 さて、今回のジャンルは「移住コラム」となっていて、前回のつづきからすると(詳しくはこちらを参照)、団塊ジュニアの思いについてのお話をしようと思ったのだが、タイミングがいいのか悪いのか、こういったコラムを書くにもまずは自分が経験しなければということで、ただ単に住所が変わっただけなんだけど、今回は東川に住民票を移すとこんなことがあるよということをご報告したいと思う。ま、仕事上あちこち転入・転出を繰り返してきたおかげで、転勤族のようにこの手の手続きは変な意味慣れてしまった。どこも行政上の手続きで終わってしまうのが常だが、転入手続きの際に東川はいろいろ特典(?)がある。
a0064927_19484387.jpg 転入届けを出すと・・・、なんとなんと、今日から始まったという東川産米5kgがプレゼントされる。名付けて「ウエルカム」ならぬ、「WELCOME(ウエルコメ」。オイラもホントに知らなかった。そして驚いたことに、オイラがその第1号だという。お米はJAと提携しており、JAひがしかわの窓口に行って受け取ったのだが、第1号として記念撮影されてしまった。役場やJAの職員の方もそうだが、常に顔を合わせているので、行く先々で東川町民でなかったことに驚かれ、そして、ウエルコメの第1号にもなってしまって・・・、ホント申し訳ないような気がしてしまった。
 さらに、東川の歴史が綴られた町史もいただいた。そして、下記写真のチラシにもあるように、エゾヤマ桜など10種類の樹種の中から希望の苗木もプレゼントされるのだ。たまたま、引っ越した先には庭があるのでよーく考えて樹種を選ぼうと思う。苗木のプレゼントは、転入だけに限らず、結婚や出産記念でもプレゼンとされている。これも初めて知った。
a0064927_20182977.jpg
 あ、そうそう、ついでにお話すれば、出産記念に「君の椅子プロジェクト」というものがあり、オイラの会社アグリテックも関わっているのだが、子供が産まれて出産届を出すとその子のために家具作家がつくった椅子をネーム入りでプレゼントしようという企画がこの7月からはじまっている(うちで刻印の手配などしているんだけどね)。そして、婚姻届を出すと記念の盾がもらえるよという企画もこの4月からはじまり注目もされている。う~ん、結婚とか出産とかこのへんの話はまだまだオイラには縁のない話で・・・、まず相手がいないしなぁ。
 まー、それはさておき、なんとも、改めて東川町の町づくりは面白いことが多い。いま、オイラも町づくり事業に携わらせていただいているので、このような町の取り組みがいろんな事業や活動にリンクしていくような、そしてオイラの会社で取り組んでいる移住支援活動や体験ツアー事業などにも連動させて発展させていければと考えていますので、東川町のみなさま改めてよろしくお願いいたします。
 さて、これらを踏まえて、次回こそ団塊ジュニアの思いについての移住コラムを書ければと思います・・・・つづく・・・・。
[PR]
by agtec | 2006-11-01 20:28 | ●移住定住コラム
 いま、いわゆる2007年問題とよばれる、団塊の世代の大量退職にともない、ふるさと回帰とか、移住とか、田舎暮らしとか、定年を迎える都会の企業戦士に地方はエールを送っている。一方地方はというと、農山村の過疎化、後継者不足、そして平成の市町村の大合併で、自立とか合併とか財政面でも大きく自分のふるさとの将来が不安になっている。まぁ、こういった世の中の動きや云々に関してはあえてオイラが書かなくとも、いろんなメディアで語られていると思うので割愛させていただく。
 
 さてさて、昨年、地元旭川の企業、㈱JALセールス北海道旭川支店(旅行代理店)、㈲アールホーム(不動産)、㈱旭タクシー(タクシー会社)、㈱アイリンク(IT企業)、そしてグリーンツーリズムを事業化して企画運営しているうちの会社㈲アグリテックの5社がコンソーシアム(共同事業体)として、民間企業による北海道移住に関する支援サポートをする組織をたちあげた。名付けて「移住支援民間コンソーシアム『カムイミンタラの伝道師』」だ。
a0064927_20365845.jpg
  「カムイミンタラ」とはアイヌ語で、北海道の原住民族アイヌの人々は、この豊かな大雪山を「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と呼び、崇拝の対象であった。わたしたちは、この地域の素晴らしさを伝え、多くの人たちにこの大地の恵みを分かち合いたいという願いから、この素晴らしい大地の伝道師として「カミミンタラの伝道師」という名称になった。今回はそのPRをさせてもらおう。

a0064927_20525738.jpg  『カムイミンタラの伝道師(以下カミ伝)』では、特に北海道のほぼ中央部、旭川を中心とする上川中部地域において本州や大都市圏からの移住を希望する人たちの支援サービスの提供を目的として、それぞれの事業体が持っているノウハウを共有して、移住希望先の情報提供、そして観光ではない生活者としての視点で、安心して移住、そして定住していただけれるような支援を行っている。そして、実際に自分の眼で確かめてもらおうと、移住ツアーと称して実際に移住体験をしてもらうプログラムも実施している。コンソーシアム構成企業を見れば分かるように、このようなツアーを組めるのもカミ伝の強みなのだ。そして団体ツアーというよりはむしろ、移住を希望される方のそれぞれの価値観や要望に対して細かく対応できるよう、なるべく少人数での対応を心がけている。

a0064927_17574974.jpg 活動をはじめて今年2年目になるが、多くの移住ツアーの参加者の中から、実際に移住に至った方々も間もなく10件ほどになろうかとしている。北海道は広い大地と開放感、そして牧歌的な風土への憧れなども良く聞かれるが、実際には生活者としてその地域のことを知っていただけなければ、移住してきたとしてもとまどうことが多いと思う。そこで、特に北海道は北国でもあるので、雪のしんしんと降る1月や2月など、あえて雪かきなど大変な時期にツアーを組んでもいる。今年も、冬季ツアーを予定しているので、移住を考えている方、是非一度いらして実際に体感してみませんか?通常ツアーも実施中です。詳しくは、カミ伝HPへ。
 
 ところで、枕に団塊の世代と書いたが、実は団塊世代というよりもむしろ、若い夫婦や青年などからの問合せも多い。オイラもそうであるが、実はこれらの世代は、団塊の世代を親に持つ『団塊ジュニア』なのだ。オイラたち団塊ジュニアとしての考え方など、それはまた次回にお話しよう・・・<つづく>・・・。
[PR]
by agtec | 2006-10-13 19:29 | ●移住定住コラム