自分の心の火が揺らついているとそれを整え直すのに「他」の「火」にあたりにいきたくなるもの。民俗学では「旅」を「他火」と書くそうだ。そんな「他」の「火」にあたりながら考察する「夢多(ムダ)」の多い日誌。


by agtec
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旧旭川第一中学校跡利用検討実行委員会報告会

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 今や全国区ともなっている旭山動物園。その所在地は旭川市東旭川町地区にあり、この地区の字名は倉沼地区。倉沼に住んでいる人たちは「旭川市東旭川町倉沼○○番地」となるわけだ。その倉沼地区より東のほうへ進むと、豊田地区、瑞穂地区、米飯(ペーパン)地区といった3つの字名をもった地域になる。この3字地区は「旭川第一中学校」の校区となっており、今年も3つの校区内の子どもたちは地元のこの中学校に通っているはずであった。
 地域から学校がなくなるということは地元にとったらよりどころがなくなるのも同じ。とくに幼少~思春期時代の生活の大半を、学校とともに過ごしたとなるとひときわ思い入れも深いのは当然。いろんな公的施設があるが、学校という施設においてはけっこうそういうところがある。しかしながら、廃校にせず存続させたいという願いもむなしく、生徒数の激減から平成19年やむなく閉校となった(上記写真:外観、内部ともにまだまだ立派な施設)。
 そこで、廃校となった学校跡をなんとか地域の拠点施設にできないだろうかと、地元の有志たちで「同校跡利用検討実行委員会」という組織を発足させ、この学校施設を活用し、同時に地域活性化を図っていこうという目的をかかげ、動物園が近いこと、そして匠の農家さんも多くいる田園地帯ということもあり、この学校を拠点に都市と農村の交流を軸とする「グリーンツーリズム」の推進をおこなっていこうということで、今年度さまざまな取組みを行なってきた。
 そして、昨日(といっても、もう日付が変わっているので正式には12月11日の話)は18:00から、今年度の活動報告会を行なうということで、猛吹雪の中、この報告会に参加してきた。あ、オイラはこの実行委員会からの依頼でグリーンツーリズムおよび廃校活用等におけるアドバイザーとなっているわけで。a0064927_23201896.jpga0064927_2320789.jpg
 今年はまずグリーンツーリズムを地域ぐるみで盛り上げようと、農業体験や漬物づくり体験、そして学校活用においては農業講習会やサイエンスキャンプにおける校庭でのキャンプと星空観察会などを行なってきた。オイラの会社では、とくに本州からの修学旅行生における農業体験の受入等の手配、および受入体制づくり等でお世話させていただいた。
 報告会では、そのときの模様の記録映像等をみながら意見交換を行なった(上の写真左)。はじめて受入する農家さんもいたが、実際受け入れてみると普段当たり前のことに子どもたちが感動することを受け、農家さんも逆に元気や発見、驚きをもらったということで、受入を敬遠していた方々も来年も是非やってみたいなどといった意見をもらった。
 学校の活用においては、対面式、お別れ会などにおける会場として利用などした。今後は、より具体的な農村体験等の受入にしていくために、旧一中を宿泊施設化に向けた検討も来年度おこなっていくこととなった。これらをまとめた報告書を旭川市長に提出し、来年度に向けてさらに検討を重ねていくことで一致した。
 今回の報告会では、地元の農家さんの手作りの漬物と、ナナツボシ(お米の品種名)および古代米の炊き込みご飯、自家製味噌を使った味噌汁などがふるまわれ、意見交換に華を添えた(上の写真右)。
 ところで、グリーンツーリズムにおいて一言だけ言わせてもらえば、こういった取組みには「地域ぐるみ」ということがキーワードとなる。そして無理に受入などの強制はしてはいけない。「やれる人」から「やれる範囲」で、「今できることを」というのが鉄則だ!この視点だけは常にもっておいてもらいたいなぁと思いつつ、来年度に向けてより活動が発展していくことを期待したい。もちろん、アドバイザーとして微力ながら助言もしていくつもりなので、今後もよろしくお願いしますね!

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by agtec | 2008-12-13 00:19 | ●まちづくり関係コラム