自分の心の火が揺らついているとそれを整え直すのに「他」の「火」にあたりにいきたくなるもの。民俗学では「旅」を「他火」と書くそうだ。そんな「他」の「火」にあたりながら考察する「夢多(ムダ)」の多い日誌。


by agtec
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農村体験プログラム

10月は5~6月に続いて秋の修学旅行シーズンだ。秋に実施する学校は高校が多い。ここでも何度も書いているが、修学旅行もここ数年体験型観光に変わってきており、とくに北海道の場合、雄大な自然やそこで暮らしている人々との交流体験ということで、とりわけ農村体験が多い。今回オイラの会社でも空知地区と提携しながら10校ほどの農村体験の修学旅行の受け入れをコーディネートしているんだけど、そのうちこの10月は5校の受け入れを予定している。で、写真は先日訪れた大阪の学校の農村体験の様子。
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受け入れ方法は、少人数3~4名くらいづつの班に分かれ、それぞれの班ごとに農家さんが普段行なっているその日そのときの作業などを行なうことにしている。これは少人数により、より深い交流の場づくりと、受け入れ側の農家さんも観光を主としているわけではないホンモノのプロの農家さんなので、できるだけ受け入れの負担を軽減し少しでもこういった取り組みが継続していただければということで、受け入れ体制の整備を図ってきている。
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今年はオイラたちの呼びかけに対し今回新しく4地区が手を上げていただきご協力いただくことになった。農家のみなさま大変お世話になりました(おっと~、まだあと3校あるけれど・・・)。正直、この時期の受け入れとなると、このあたりは北海道有数のお米地帯で、お米中心の農家さんが多く、作業といっても殆ど終わっているところが多い。そんな中での受け入れ。はじめは「なんもすることないぞ」という断りも当然多いわけで、しかし、機械の整備や冬に向けた後片付けなど、普段行なっている作業でいえばいくらでもある。むしろ、収穫体験だとか、乳搾り体験だとかといった表面上の体験ではなく、表に出ない普段の管理作業のほうが、ここだけでしかできないこと、そして今しかできないことという切り口で、より生産現場を知ってもらうような交流活動につながっていくと自負している。
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でも、さすがに作業がないという農家さんも今回おられたんだど、奥さんが食品加工グループの会員さんで、味噌づくり体験を行なことになった。生徒のみんなも普段飲んでいる味噌汁の味噌がどうつくられているかは知らなかったという。農作業だけではなく、こういう体験も必要だ。農家は、畑から生産された農産物を消費者のみさんに届けるだけではなく、その田畑から採れた農産物を家族の健康を守るために古くから保存や加工の技など「食」の知恵がある。畑と食卓を近づけるという点ではこのような加工体験ももちろん農村体験活動として当然成立するわけなのだ。

実は、このようななプログラムを去年までは『「農業」体験プログラム』としていたんだけど、今年からは『「農村」体験プログラム』と「農業」を「農村」にしたプログラム名に変えた。ご承知のように農業とは経済的なコトバでいう「産業」としては全てをなかなか語れないのである。明日もまた大阪の高校生たちの農村体験の受け入れがある。受け入れサイドとしては、農村の魅力を肌で感じ取っていただければと思う今日この頃だ。

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by agtec | 2007-10-10 20:52 | ●体験観光レポート