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自分の心の火が揺らついているとそれを整え直すのに「他」の「火」にあたりにいきたくなるもの。民俗学では「旅」を「他火」と書くそうだ。そんな「他」の「火」にあたりながら考察する「夢多(ムダ)」の多い日誌。


by agtec
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紅葉最前線『旭岳』

 今日は、来年平成20年秋に実施予定の修学旅行で大阪のとある学校の先生方とエージェントさんの下見に同行した。実はこの学校、東川町が毎年開催している写真甲子園大会の常連校で、ほぼ毎年本戦に出場している。その監督の先生が、大会会場のこの東川の景色を学校のみんなに伝えたいということと、東川に恩返しをしたいということもあって、修学旅行の行き先を東川を中心に選定していただいた。ということで、おひざもとにあるオイラの会社がコーディネートの担当を担うことになったわけだ。
 近年教育旅行も体験観光が多く、今回もラフティングやサイクリングなどアクティビティなアウトドア体験をはじめ、写真の町ということもあって、東川での写真コンテスト体験や、東川オリジナル体験の相談などに訪れた。体験内容もそうだが、東川には北海道最高峰旭岳がある。
 ちょうど、写真甲子園でも撮影ステージとして設定されていることもあって、写真甲子園にきていない引率の先生やエージェントさんにも是非見てもらいたいと同校の監督の先生の要望もあり、下見の予定を大幅に調整しながら、旭岳へと向かった。
紅葉最前線『旭岳』_a0064927_23404447.jpg
 ちょうど、紅葉の見頃で、実は来年度予定している時期もちょうど今ごろ。学生たちも日本一早い紅葉を体感できるのではないかと思う。
紅葉最前線『旭岳』_a0064927_23415321.jpg
 この日は朝から雲ひとつないすっきりとした秋晴れで、午後までなんとかガスもかからずにもった。旭岳に着いたのは富良野~美瑛と体験観光コースの下見をしながら大急ぎできたのでもう午後3時過ぎ。しかし来年度の予定では、ちょうどこの時間帯に旭岳に着く時間帯なので、下見としてはいい時間だったかもしれない。で、その晴天だったもんだから、目の前にどか~んと、北海道最高峰旭岳の勇姿がオイラたちを迎えてくれた。
紅葉最前線『旭岳』_a0064927_2346761.jpg
 さすがに5合目付近まではしんどいということで、手前の20分くらいで一周できる散策路をまわることした。はじめ第1展望台から折り返すつもりだったが、近くにある池の付近まで行ってみようということで、第3展望台近くにある擂鉢池、鏡池まで行くことにした。旭岳で有名な池は「姿見ノ池」だが、その名前どおり、旭岳が鏡に写ったように見える池なのだが、この日は風もなく晴天にめぐられたため、「姿見ノ池」まで行かなくともここの「鏡池」の場所で、旭岳の勇姿が文字通り鏡に写ったように見えた(姿見駅周辺の散策MAPはこちら)。
紅葉最前線『旭岳』_a0064927_23533399.jpg
 先生がたも感動してくれた。さすがにこの時期の旭岳は標高も高いこともあって、いくらトレッキングであったまっているとはいっても、ちょっと立ち止まると涼しいというよりは肌寒い。今回は下見ということで、ここで引き返した。
 旭岳は標高2290メートルもある山の気候。天候に左右されることもあり、旭岳ロープウェイも強風や天気によっては止まることもある。来年高校生たちが本番の修学旅行で来る際には、今日のようにいい天気に恵まれてほしいものだ。

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by agtec | 2007-09-24 23:57 | ●大雪山麓の風景