自分の心の火が揺らついているとそれを整え直すのに「他」の「火」にあたりにいきたくなるもの。民俗学では「旅」を「他火」と書くそうだ。そんな「他」の「火」にあたりながら考察する「夢多(ムダ)」の多い日誌。


by agtec
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ありのままだからいい

オイラの会社は体験観光のコーディネート企画会社なんだけど、「コーディネート」って横文字で書くとカッコイイけど、要は手配調整が主な仕事だ。しかし、それは手配調整できる受入先があってのことで、まだまだ受入先が少ないのが現状であり、このような体験プログラムの企画開発が今の業務のほとんどを占める。

全国的に有名になった旭山動物園も、オイラの事務所から信号ナシで車で10分ほどで行ける距離にあり、観光客という点ではここ数年このあたりもかなりの人が訪れており、当然、昨今の田舎回帰や北海道体験のようなものを求めているお客さんも少なくはなく、問い合わせだけはひっきりなしにくるのはありがたい。

しかし、まだまだこの旭川周辺の地域全体としてみれば、このような体験観光的な受け入れ体制が整っていないのが現状で、地域振興の一環としても、体験観光メニューの開発に勤しんでいるわけなんだけどさ。でも、このあたりでいえば空前の動物園ブームにあやかって、どちらかといと周辺観光の開発というよりはお土産として動物園関連グッズに力を入れている企業などが多く、年間300万人も来ていただいているひとたちを動物園の次の行動につなげきれていない。ま、オイラんところもそれでいろいろ苦労はしているんだけどさ。

いま、オイラの会社で町から体験観光の推進における委託業務を受けている。まさに、地域資源を活用した交流人口の増加を目的としているものなんだけど、先述したように、まずは地域でできる体験観光プログラム開発がいまは事業の中心になっている。そのプログラム開発のひとつとして、地域で活躍されている方々や達人技や匠といわれる人たちをピックアップし情報発信しようという企画を進めている。要は地域のあるもの探し、発掘である。その中から、体験観光的なメニュー開発をおこなっていこうとしているわけだ。

お客さんからこういった体験観光の問い合わせが多いということからあえて無理して開発しているわけではない。まずは、自分の住んでいる町の再発見と、住んでいてよかったというような、そこに暮らしている人自身が誇りをもってもらう、また楽しんでもらうということが前提にある。少なくともそうでなければ、観光の切り売りで長続きはしないだろう。

動物園人気もどこまで続くかと揶揄する人もいるが、動物園は飼育員が見た動物の本来の姿、あるがままを見せているということがこういった人気になっている。体験観光もおもてなしやお客に媚びつくものではなく、ここで暮らしている人自身のあるがままの姿とその人の誇りが大切だ。少なくとも人は旅をするときその土地土地のこういったことにむしろ期待する。ということで、近く体験観光情報もどんどん追加していきたいと思ってますので遊びにきてくださいな。

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by agtec | 2007-09-21 02:41 | ●体験観光レポート