自分の心の火が揺らついているとそれを整え直すのに「他」の「火」にあたりにいきたくなるもの。民俗学では「旅」を「他火」と書くそうだ。そんな「他」の「火」にあたりながら考察する「夢多(ムダ)」の多い日誌。


by agtec
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あらためて「他火」を思うのだ

何度も書いているけど、教育旅行も体験型に変わってきて、各エージェント・旅行社さんも、体験型プログラムを盛り込むことが多くなってきた。とりわけ、その中でも農林水産業の持つ教育力による農村体験プログラムなどは人気でもある。といっても、学校側もそのような体験を要望していることもあるんだけどね。

オイラたちも、そういったニーズと、またそれに対する地域の活性化の取り組みのひとつとして捉え、受け入れ側では農家さんや自然ガイドさんへお願いしては受け入れ体制の整備をしているわけなんだけどさ。

しかし、昨今、このような体験型プログラムも普及しはじめると、受け入れ現場や受け入れ側の思いや交流体験の目的・意味を度外視して、単なる観光商品として机上でプランニングし旅程に組み込まれてしまうのではのという危惧さえある。確かに、旅行社さんは手配あっての仕事なので、旅程を組むには仕入れの情報や単価なども肝心ではある。

しかし、このような自然志向、体験志向のプログラムは、人と人との出会いがあってこそ感動的な交流に発展し、そこに関わった人たちがそのような思いを共有して、個々の存在意義や旅の目的などに高揚する。プラン内容や価格だけでは実に見えないことが多い。

旅行社さんは地域に送客する旅程を組んでくれるのは大変ありがたいが、受け入れ側とすれば、そこに関わる人やその体験をする目的の理解を旅行社さん側にももっとしていただき、添乗員さんも現場や体験を経験し、情報だけでなく感動を共有し、旅行社、受け入れ側、そこに関わる人みんなが一丸となって取り組んでいければと思うのだ。

・・・と、いうわけで、「『旅』とは『他人』の『火』と書いて『他火(たび)』という」ってオイラのブログのタイトルにもなっている「他火」だけど、ここでいう「火」は「心」を意味しており、自分の心の火が揺らついているときに、他の火(こころ)にあたりにいくような、人と人との出会いっていうのが、旅の本来の目的のひとつなのだと、今日の旅行社さんとの打ち合わせであらためて思ったのであった。

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by agtec | 2007-07-02 22:27 | ●体験観光レポート