自分の心の火が揺らついているとそれを整え直すのに「他」の「火」にあたりにいきたくなるもの。民俗学では「旅」を「他火」と書くそうだ。そんな「他」の「火」にあたりながら考察する「夢多(ムダ)」の多い日誌。


by agtec
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「地域の活性化を考えるシンポジウム」盛況に終了

 ご案内していた「地域の活性化を考えるジンポジウム」が本日開催され、滞りなく終了しました。当初150名の呼びかけをしておりましたが、最終的に210名もの多くのご参加をいただき、盛況なシンポジウムになりましたことをこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
 
 というわけで、今回は北海道のほぼ中心である旭川エリアを拠点都市地域として、物流を切り口に地域活性化を考えよーやというシンポジウムで、佐川急便㈱代表取締役専務の辻尾氏、ギャラクシーエアラインズ㈱社長役若佐氏をゲストにお迎えし、ご講演ならびにパネルディスカッションとして旭川地域の活性化について討論会を行った。というオイラは、裏方スタッフとしてあっちいったりこっちいったりと講演内容は断片的にしか、いや殆ど聞けなかったのだが、この模様は旭川ケーブルテレビ「ポテト」、また旭川のローカルラジオ放送曲「FMリベール」にて後日放送予定ですので、改めてオイラもそれを見て聞いてみようと思う。
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 断片的に聞いてたものでいろんな話はあったのだろうけど、オイラが聞いてた中で印象に残ったお話内容を3つほど。

 つは、ギャラクシーエアラインズ若佐社長の説明の中で、「オープンスカイ」という言葉があった。流通業界、特に航空貨物便業界の中でのキーワードでもあるという。いわゆる「空のビッグバン」的なもので、航空市場の自由化というべきか、航空会社が自国・相手国の政府を通さなくても、乗り入れたい海外の空港側と直接交渉できるようなことで、そうなると、これまで直通便のような線的なラインではなくたとえば日本だけではなく、アジア全域を面としていったり来たりできるような需要に応じた航空便を増やすことが可能だそう。ま、航空業界事情は得手でもなければ素人同然、まったく分からないが、このようなオープンスカイ化になると、たとえば、米国など外国の航空会社が、米国→千歳(日本)→羽田(日本)→北京(中国)→米国のように、日本の空港同士の離発着も可能になり、いわば機動的な航空ダイヤも作れるというわけだ。
 これを聞いて、単純に陸便、海上便と違って空はつながっているわけなので、日本海をはさんだアジア大陸や東南アジアも、ひとつのつながったラインとして考えることができる。なんか、空を基準に考えると国境なんか関係なくつながっているんだと改めて思ってしまった。だって、よく言うでしょ。遠距離恋愛なんかしてるとさ「空はつながっているんだよ」とか「同じ星が見えてるよ」なんて(オイラが言ったか言わないかは別として)。
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(↑パネルディスカッションの様子。左からコーディネーターの四方氏、ギャラクシーの若佐社長、佐川急便の辻尾専務) 

 つ目に、「地域の活力は民から」という意味。実は、九州地域は宅配や流通がもっとも動いている地域らしい。通販事業者もイチバン多いという。現在、ギャラクシーエアラインズでは、新北九州空港を活用しているが、もともとこのあたりには福岡空港、佐賀空港など近くに大きな空港があるにもかかわらず、新しくできた空港である。これは、地元の民の力で、地元の元気はモノが動くことということも地域活性のひとつの条件としてたとえば航空貨物等による翌日発送などの利便性をとの地元住民の団結と要望があって空港建設の実現があったそうだ。
 結果運行便も多い主要空港のひとつにもなっているが、その背景には、地元住民の要望による空港という目的のあった空港ということ、そして福岡空港等は深夜便はおこなっていないということもあり、航空貨物はもっぱら深夜便が運行できる新北九州空港が多くなり、旅客は福岡、モノの流通は新北九州といった空港の役割分担ができつつあるともいう。いま全国あちこちに空港建設がブームみたいになっているが、地域の特色を活かした空港運営が空港過剰のこの変な国ニッポンには必要な政策かもしれないよ。美しいなんとかというアベさん。そして、旭川空港もこのような航空貨物便就航に向けては、九州のみなさんのように、民の要望や努力がやっぱり必要で、たとえば深夜便を飛ばすとなると近隣住民の理解や協力なども必要不可欠でもあり、地域活性を考えていく上ではモノが動けば経済もよくなるのは当然のことでもあるので、このような物流の切り口としての運動もこの上川地域には必要なのかもしれない。
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(↑シンポジウム後の交流会の様子 名刺交換会に相成った)

 つ目に、ハブ地域旭川としての拠点都市。旭川地域は北海道のほぼ中央部に位置し、いろんなモノが集まってくるいわば集積地のような地理的好立地条件の地だ。このようなことは結構言われていることなので割愛するが、もっと、これをさらに特徴を出していければと思う。現在、旭川に集まってくるものや、生産されるものは、それぞれ、航空便は千歳、海上便は小樽、苫小牧方面へと、業者など単独で運んでいるのが現状のよう。たとえば、明日から旭川空港にギャラクシー便を運行させるのは無理な話で、現状の流通インフラを最大限に活かすのであれば、一度旭川に物流拠点的なものをつくり、品目的にこの地で仕分けをし、現在運行している新千歳のギャラクシーやほか貨物便に送り込むハブ的機能をもった集積拠点地域としての特徴を出すことも可能である。そういった構想ができてくれば、必然的に、ハブだといっても新千歳まで運ぶのは時間と距離があるから旭川空港を活用した航空貨物便が出てくるかもしれない。
 交流会には、オイラの会社が飲料等のコーディネートをさせていただき、地元ブランドの飲料をご用意させていただいた(下の写真はそのごく一部)んだけど、このように、いろんなモノがこの地域にはあるのだから、これらをうまく動かしながら地域が元気になっていけばとも思う。
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・・・とまぁ、断片的に聞きながらこんなに長くいろいろ書いてはみたものの、まずは、オイラの会社の通販システムもしっかりリニューアルして、地道に地域ブランド発信を1歩ずつやっていくのがオイラの今の使命だなとも反省したシンポジウムにもなってしまった。最後まで読んでくれてありがとうございます。だーっと一気に書いたのでまとまってないけど。
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by agtec | 2007-04-25 23:58 | ●お知らせ