自分の心の火が揺らついているとそれを整え直すのに「他」の「火」にあたりにいきたくなるもの。民俗学では「旅」を「他火」と書くそうだ。そんな「他」の「火」にあたりながら考察する「夢多(ムダ)」の多い日誌。


by agtec
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JA上川地区青年部大会講演会

 今日は、北海道の中央部、そう上川地域のJAの青年部の大会があり、毎年講師をお呼びして青年部の活動を奮起させるようなお話をお願いしているそうだが、なんと今年はアグリテックがお願いされた。題して「上川農業の魅力を伝えよう~グリーン・ツーリズムの可能性について」ということで、依頼があったとき社長に相談したところ「オレ、東京に出張中だから現場をよく知ってるお前がやんなさい」ということで、オイラがお話することになってしまった。講師という形で何度かお話をさせていただく機会はあるのだが、グリーン・ツーリズムのお話で若手の青年部のみなさんを前にお話する機会というのもなかなかなく、一緒に農村を元気にしていく可能性を探っていければと、逆にこちらから快くよろしくお願いしますと快諾させていただいた。
 さて、上川管内のJAは単協も多く、それぞれの地域で特色ある農業が営まれている地域だ。来年度からはじまる品目横断的安定対策や米価、農産物の価格低迷など農業や農村において厳しいときではあるが、生産性だけではない別な角度からの農業・農村の活性化の方向を、たとえば「グリーン・ツーリズム」のような取組から可能性を見出してみてもいいのではないだろうかという問いかけ的な内容で話を進めていくことにした。
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(写真の右端で立ってお話しているのがオイラ。そう、この前髪を切ったっていうお話書いたけどちょっと短くなってるでしょ。) 
 当初90名ほどと聞いていたが、本日会場には総勢120名の参加者。話の内容はグリーン・ツーリズムだが、主に、今問題となっている教育的な部分に話題をしぼり、教育旅行(修学旅行)での農業体験が注目されている中、なぜ、いま農業体験なのか、なぜいま農村にあこがれを持っているのか、このへんのお話を中心にPCでスライドと体験の様子の映像を交えてお話させていただいた。オイラも話下手でなかなか思うようなお話ができないので、このような映像などは助かる部分もある。ただ、いつも耳を傾けていただいたみなさまにどう伝わったか、あるいは伝わってないのではと終わってみていつもひとり反省してしまう。
 というのも、今回レジュメを用意しお話の構成を考えてきたのだが、朝、突然緊急事態が起きた。みなさんもニュースや新聞等でご存知だと思うが、JAL、ANAの一部組合が賃金問題で明日ストを決行予定だという一報が入った。オイラの会社ではご存知のように通販事業もやっているのだが、17日必着のものを明日航空便で発送予定だった。発送商品は魚介類なので、取扱い先のモットーでもあるが、新鮮なものは新鮮なうちということで、特に生ものは航空便で鮮度を落とさずお客さまに届けるということを行っているので、明日飛ばなかったら17日には間に合わないのだ。
 まさか航空機が止まるなんて考えもしなかったので、そっちの対応に朝から必死になっていたものもあって、講演中ちょっと気になって話が飛んだりしてしまったこともあった。講演を前に私ごとと言えばそれまでなのだが、こういう貴重な機会にこういったトラブルが入ってくると、やっぱり人間慌ててしまって、ま、オイラもそんなに落ち着いた大人でもないのでみなさんには話しが伝わりづらかったのではと終わったあと深く後悔してしまった。まだまだ人間小さいね。
 そこで、話の入り口にこのストの話題をしてみた。賃金UPがどーのこーのと、ま、オイラもサラリーマンだからその変は確かに不満と不安はあるが、仮にもし全国の農業者が「もう明日から農業をしない」と全国一斉農民ストを決行したらどうだろうと。いささか、このくらいしなければ日本の食料自給率もそうだが、ホントウの意味での農業・農村問題というのは実は見えてこないのではないだろうかと思う今回の「オイラのひとり言」でした。

今回お話した内容等については、「体験観光コラム」コーナーで改めて詳しく書いていこうと思っています。
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by agtec | 2006-11-15 19:35 | ●オイラのひとり言